miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211218 三重県熊野市花窟(はなのいわや)神社

三重県熊野市の花窟(はなのいわや)神社です。三重県熊野市有馬町上地に鎮座します。創建は不詳。主祭神は伊弉冉尊、そして息子の火の神、軻遇突智尊です。軻遇突智尊を産んだ後やけどで亡くなった伊弉冉尊のご葬所としてここに祀ったと、日本書記(一書曰く)に記載があります。神社には本殿がなく熊野灘に面する高さ45mの巨石を伊弉冉尊の御神体としております。その向かいに軻遇突智の墓所と伝わる王子ノ窟が寄り添うようにありました。
近隣の方がその窟に花を添えたり、歌舞によって伊弉冉尊の神霊を祀ったことから後に「花の窟」と呼ばれたとの事。2月10月に行われる御縄掛け神事では長さ170mの大きな網が岩の頂上から境内のご神木まで掛けられ、その網に花や扇子が飾られます。太古よりその神事が行われているとの事です。2004年世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつとして登録されました。
人生初めての熊野&紀の国の神社巡拝。最初の参拝がこの神社となりました。熊野&紀の国に入ると神話や伝説が豊富にそして色濃くなると感じた参拝となりました。
 
花窟神社の鳥居です。日本最古の神社とあります。

 
由緒書です。

 
参道ののぼり。日本書記に書かれている最古の神社をアピール

 
手水舎

 
花窟神社伊弉諾尊ご神体 

 
伊弉諾尊

 
軻遇突智尊ご神体 18mの巨石がご神体

 
 
お縄かけ神事 種まきの時期2月2日と刈り入れの時期10月2日に行われる

 
御朱印です。

 
神社前の「花の岩屋」という御茶屋で『いざなみまい』という三重県産古代米を使ったみたらし団子。おいしかったです。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 三重県熊野市有馬町上地130番地
位置 北緯33度52分47.5秒 東経136度5分36秒
主祭神伊弉冉尊、軻遇突智尊
神体 磐座
創建 不詳
例祭 2月2日(春季)
10月2日(秋季)
主な神事 御縄掛け神事


メモ 307