miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220305 鹿児島市霧島市霧島神宮

鹿児島市霧島市霧島神宮です。鹿児島県霧島市霧島田口に鎮座します。主祭神は瓊瓊杵尊(日向三代の初代)。創建は6世紀中頃欽明天皇の時代と伝わります。
瓊瓊杵尊は天照大神の孫で地上世界を統治するために高天原に降臨。その際、三種の神器と稲穂をお持ちになられました。その降臨の舞台が筑紫の日向の高千穂久士布流多気と古事記にあり、霧島神宮が鎮座する高千穂峰がその舞台だと云われております。高千穂峰は霧島連邦の第二の峰、山頂には瓊瓊杵尊が立てたと言われる天逆鉾(青銅製)があります。瓊瓊杵尊は農業の神様として信仰され、御田植祭り、散籾祭と言った稲関連の神事が執り行われております。(降臨地は宮崎県高千穂とする説もあり)
神社は古くは山頂付近にあり、噴火の被害で何度も焼失しました。元々は高千穂峰そのものを信仰の対象とする山岳信仰から始まったと考えられています。日本神話の天孫降臨の伝承地とされる事から、現在は日向三代にまつわる神々が祀られております。その山麓に鎮座。現在の社殿は島津家により1715年に再建され壮麗な朱塗りの建物とその豪華な飾りから「西の日光」と呼ばれております。本殿・幣殿・拝殿 1棟は2022年2月19日に国宝に指定されました。
息をのむ神社の壮麗さ・美しさが強く印象に残る参拝となりました。
 
大鳥居です。

 
二の鳥居です。

 
表参道です。

 
手前から勅使殿・幣殿・拝殿・本殿です。

 
勅使殿です。「西の日光」と言う別名を持つ壮麗さです。

 
拝殿への登廊下です。 

 
中央が本殿です。

 
本堂の左奥の森にある山の神への参道。

 
御祭神は大山津見神。ニニギの妻となったコノハナサクヤヒメのお父さんです。山の神として各地でお祭りされています。

 
展望台から風景

 
高千穂峰にある天の逆鉾。霧島連峰の第二峰。山頂にニニギが立てた鉾がある。(青銅製)神社のお土産屋にあった写真です。

 
坂本龍馬・おりょうの新婚旅行地としても有名。

 
九面どん。霧島神宮に伝わる9つのお面です。
この地には、古くから災禍や、邪気を祓う魔よけとして、また、九面は工面に通じるとして、物事がうまく進む縁起のよいお面の信仰。お面にはそれぞれ性格があり面白い。これにまつわるTシャツを購入しました。

 

御朱印です。

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以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 鹿児島県霧島市霧島田口2608番地5号
位置 北緯31度51分32.2秒 東経130度52分18.7秒座標: 北緯31度51分32.2秒 東経130度52分18.7秒
主祭神 天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊
社格等 式内社(小)論社
旧官幣大社
別表神社
創建 伝欽明天皇朝(6世紀)
伝欽明天皇元年(540年)
本殿の様式 入母屋造杮葺
札所等 霧島六社権現
例祭 9月19日


メモ 272