miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220419信濃国二宮 小野神社・矢彦神社

信濃国二宮小野神社です。所在地は長野県塩尻市北小野です。主祭神は 建御名方命で創建は不明。御柱が立ち諏訪信仰の神社です。御柱祭も行われています。諏訪大社の勇壮さに対して、小野神社はきらびやかな衣装が特徴。古くから「人を見るなら諏訪御柱、綺羅を見るなら小野御柱」と云われているそうです。7年に一度、諏訪大社の御柱祭の翌年に行われます。
社伝によると、建御名方命が信濃に来て、諏訪へ入ろうとしたが、洩矢神がいたために国に入れず、この小野の地に留まってから諏訪に移動したと伝わります。その跡に崇神天皇の御代に創祀されたそうです。社の由緒では、諏訪大社からの分祀ではなく、諏訪大社より小野神社の方が先に出来たことになっております。創建は坂上田村麻呂の蝦夷征伐の時、霊験があったので、桓武天皇の勅命で社殿が造営された云われます。
小野神社神器の鐸鉾は、古くから祭事に使われたとの言い伝えが あります。麻幣がふさふさと結び付けてあり、七年目毎に行われる御柱祭に一かけずつの麻幣を結ぶ習わしがあるとの事。玉垣内に「御鉾(おぼこ)様」といわれる石があ り、神聖な場として足を踏み入れてはならない磐座があります。この石に鉾を立て、祭儀のとき神霊を招き降ろした場と考えられています。(参照境内の案内板)
当神社は社宝の神代鉾鐸があり、「諏訪大社の元社」の様な伝説を伝えている、そして鎮座地が古代から交通の重要地点であることから、相当古い時期から諏訪信仰の場として祀られていたのではと感じた信濃国二宮参拝となりました。
 
鳥居です。

 
本殿四隅に立つ「御柱」 一の柱 御柱祭が行われます。諏訪大社の勇壮さに対して、小野神社はきらびやかな衣装が特徴。古くから「人を見るなら諏訪御柱、綺羅を見るなら小野御柱」と云われているそうです。7年に一度、諏訪神社の御柱祭の翌年に行われます。

 
神楽殿です。

 
拝殿です。

 
拝殿奥に勅使殿(切妻造)と左から本殿・本殿・八幡宮です。一間社流れ造りです。本殿が2棟あるのは、御柱祭の際に一方からもう一方へ遷座するため。

 
神鉾(おぼこ)社です。古代の祭祀跡と伝わります。この石に神器の鉾を神の依代として立て、祭儀のとき神霊を招き降ろした重要な磐座と考えられております。

 
拝殿・本殿を池越しに見ております。

 
隣地にある矢彦神社の拝殿・本殿です。主祭神は大己貴命・事代主命です。こちらの神社にも御柱が立てられています。

 
小野神社の御朱印です。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 小野:長野県塩尻市北小野175-1
矢彦:長野県上伊那郡辰野町大字小野3267
位置 小野:北緯36度03分18.02秒 東経137度58分10.32秒
矢彦:北緯36度03分16.35秒 東経137度58分09.44秒
主祭神 小野:建御名方命
矢彦:大己貴命、事代主命
社格等 小野:信濃国二宮、旧県社
矢彦:旧県社
創建 小野:不詳
矢彦:(伝)欽明天皇年間(539年-571年?)
別名 小野南北大明神
例祭 10月第1日曜(八朔祭/田ノ実祭)
主な神事 御柱祭(6年に1度)
小野神社ねんじり棒祭(1月6日)


メモ 187