miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220801 兵庫県西宮市廣田神社

兵庫県西宮市の廣田神社です。兵庫県西宮市大社町に鎮座します。主祭神は天照大神荒魂です。日本書記によりますと神功皇后元年に皇后が三韓征討を終えて帰国する途中、忍熊皇子(おしくまのおうじ)が反乱を起こしました。難波に向かおうとしたが、海が荒れて進むことが出来なかったと伝わります。その時西宮の地で、天照大神から「荒魂を皇居の近くに置くのは良くない。広田の国に置くのが良い」との神託を賜りました。葉山媛を斎宮としてこの地に荒魂を外難の守りとして奉祀したと社伝にあります。それにより後に忍熊皇子(おしくまのおうじ)を征討できたと伝わります。
拝殿の後ろに天照大神の荒魂を祀る本殿があり、左右に第1-第4の脇殿2棟が鎮座しております。第一脇殿住吉大神・第二脇殿八幡大神・第三脇殿・武御名方大神、第四脇殿祭神高皇産霊神です。境内MAPに①本殿②住吉大神③八幡大神④武御名方大神⑤高皇産霊神と参拝するの順番がありました。
脇殿に武御名方大神がおられるのは不思議な感じがしました。そして戦前の由緒書きには、瀬織津姫を主祭神とすることが明確に記されていたとも伝わります。
阪神タイガースが全選手・監督・コーチをそろえて毎年キャンプイン前の1月に廣田神社(武運長久⇒優勝を祈願)に球団創立時から参拝されています。今年は寅年。トラの絵馬が境内に大きく掲げられており、タイガースファンにはたまらない境内の光景ではと感じた参拝となりました。
 
二の鳥居です。

 
注連柱です。

 
もう一つの注連柱です。

 
3世紀から4世紀にかけては入江の奥に廣田神社がありました。武庫水門と呼ばれ大和朝廷にとって重要な港だったそうです。航海の安全を祈る神社として古くからあり、このエリアで最古の神社であったそうです。

 
御神水です。

 
境内からの拝殿です。後ろは神功皇后伝説の残る甲山(かぶとやま 廣田神社の神奈備山と考えられる)とその後ろに六甲山を背負う位置。写真手前の方向に御前の浜そして大阪湾方面となります。境内面積は、約53,000㎡。

 
拝殿の正面の後ろに天照大神の荒魂を祀る本殿。右から第一脇殿住吉大神・第二脇殿八幡大神。向こう左に第三脇殿・武御名方大神、第四脇殿祭神高皇産霊神が鎮座します。境内MAPに①本殿②住吉大神③八幡大神④武御名方大神⑤高皇産霊神と参拝順番が記載されていました。

 
中央に本殿が少し見えます。

 
高皇産霊神が祀られている第4脇殿の様子です。

 
拝殿の脇にあった寅の絵馬です。

 
齋殿神社。祭神は神功皇后の命を受けて、天照大神御魂を広田の地に祀った葉山媛命。

 
御朱印です。天照皇大神荒魂とあります。

 

以下ウィキペデイアより抜粋

 

所在地 兵庫県西宮市大社町7-7
位置 北緯34度45分10.7秒 東経135度20分23.9秒座標: 北緯34度45分10.7秒 東経135度20分23.9秒
主祭神 天照大神荒魂
(撞賢木厳之御魂天疎向津媛命)
社格等 式内社(名神大)
二十二社(下八社)
旧官幣大社
別表神社
創建 神功皇后元年
本殿の様式 神明造
札所等 神仏霊場巡拝の道第68番(兵庫第3番)
例祭 3月16日


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