miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220829長崎県壱岐市芦辺町 住吉神社

長崎県壱岐市芦辺町の住吉神社です。創祀は神功皇后摂政年間と伝わります。長門、摂津、筑前とならび「日本四大住吉」と称されています。三韓征討から帰国した神功皇后の命により三韓鎮護の為、軍越神事を定めて 皇后が足形を残したと伝わる御津浦に住吉三神を祀ったのが始まりと伝わります。その場が風浪が激しく住吉三神から「波の音が聞こえない方が良い」という神託により島の中心地(現在地)に遷されました。皇后の臣、安部介麿に壱岐を賜り、住吉大神に仕えさせたと云われます。住吉神社の草分けと称して式内社名神大社の長崎県下の筆頭と知られてきました。
平安から室町時代の貴重な文化財が多く保存。境内の神池から非常に貴重な神鏡17面が発見されています。「壱岐神楽」のフィナーレを飾る大大神楽がこの神社で12月奉納されます。壱岐神楽は神祭りに近く、壱岐の神社に奉職する神職しか舞う事や音楽を演奏する事が一切許されない神聖な物だそうです。700年の歴史を持つ国の重要無形文化財です。信仰の島壱岐で「住吉神社の草分け」として長く大切にされてきた神社だと感じた参拝となりました。
 
境内入口の肥前鳥居です。

 
橋です。

 
拝殿です。

 
大きな本殿です。

 
立派な石垣の上に本殿があります。

 
境内前にある神木クスノキ

 
儀式殿の前にある夫婦杉(クスノキ)

 
拝殿内部。住吉神社の扁額があります。

 
御朱印です。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 長崎県壱岐市芦辺町住吉東触470
位置 北緯33度47分18.5秒 東経129度42分23.3秒座標: 北緯33度47分18.5秒 東経129度42分23.3秒
主祭神 底筒男命
中筒男命
表筒男命
社格等 式内社(名神大)
旧国幣中社
別表神社
創建 (伝)神功皇后摂政年間
本殿の様式 三間社流造銅板葺
札所等 壱岐七社
例祭 11月9日
主な神事 軍越(いくさごえ)神事(1月17日・5月28日・10月27日)


メモ 184