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全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220831長門国一宮 住吉神社

長門国一宮の住吉神社です。山口県下関市一の宮住吉に鎮座します。創建は西暦200年仲哀天皇9年と伝わります。神功皇后が三韓征討の時に、住吉大神が現れ、その神助により交戦なく戦勝。その神の御恩に感謝し、この地に祠を建てて住吉大神の荒魂をお祀りしたのが創祀と伝わります。神社の由緒書によると古代、神霊は荒魂と和魂という二つ霊魂により成り立つと考えられており、荒魂は人間生活促進の為、勇気果敢に活動する御魂とされると云います。長門の住吉神社にはその「住吉大神の荒魂」が祀られています。
御祭神は本殿左から右へ、左より第一殿に住吉大神(荒魂)・第二殿に応神天皇・第三殿に武内宿禰命、第四殿に神功皇后、第五殿に建御名方命が祀られています。左から右に拝し祀るとあります。拝殿扁額にも住吉荒魂総本宮とあります。本殿は国宝、拝殿は国の重要文化財に指定されています。本殿の息をのむ美しさに感激しました。
 住吉三神を祀る神社は日本全国に約600社ほどあります。住吉三神によって海上交通を守護されることから、漁業関係・海上交通関係者により、全国各地の港町に広がりました。下関は南は関門海峡、東は周防灘、西は響灘と三方を海で囲まれた国内・国外の海上交通の要衝で昔は神社から三方の海が見えたとも伝わります。国としての海上交通の最重要地であったこの地だからこそ「住吉大神の荒魂」を祀ったんだなと感じた参拝となりました。
 
一の鳥居です。

 
神池です。厳島社があります。

 
神橋です。

 

青銅製の狛犬です。

 
楼門です。明治34年に再建されました。

 
拝殿です。1539年に毛利元就が寄進。国の重要文化財です。

 
拝殿扁額に住吉荒魂総本宮とあります。

 
本殿です。1370年大内弘世再建。五社殿を連結。室町時代初期の代表的な建築として国宝に指定されています。
本殿左より右へ第一殿に住吉三神・第二殿に応神天皇・第三殿に武内宿禰命、第四殿に神功皇后、第五殿に建御名方命が祀られています。左から右に拝し祀るとあります。

 
拝殿から本殿の境内の様子です。

 
御神木の大きな楠。武内宿祢お手植えの楠と伝わります。

 
御朱印です。住吉荒魂総本宮とあります。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 山口県下関市一の宮住吉一丁目11-1
位置 北緯33度59分58.6秒 東経130度57分23.6秒座標: 北緯33度59分58.6秒 東経130度57分23.6秒
主祭神 住吉三神
応神天皇
武内宿彌命
神功皇后
建御名方命
社格等 式内社(名神大3座)
長門国一宮
旧官幣中社
別表神社
創建 (紀)仲哀天皇9年
本殿の様式 九間社流造
例祭 12月15日
主な神事 和布刈神事 (旧元旦)
御田植祭 (5月第3日曜)


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