miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220926出雲国一宮 出雲大社

出雲国一宮 出雲大社(いずもおおやしろ)です。島根県出雲市大社町に鎮座します。主祭神は素戔嗚尊の子(または子孫)で幾多の試練を越えて国造りを成し遂げた大国主大神です。創建は神代。天孫降臨で高天原の神々に還すかわりに、自分を祀る神殿を求め完成した宮殿が天日隅宮で現在の出雲大社と伝わります。祭祀は天照大御神の子の天穂日命の子孫。出雲国造として代々仕え、南北朝時代に千家家と北島家にわかれましたが、現在は千家家が宮司職を務められています。
古代出雲はその独特の四隅突出墳の分布を見ても日本海を中心に広く一大文化圏を形成し日本海の海上ルートを使って広く交易をしていたと考えられています。出雲大社は海に面して建ったと云われ、旧暦10月の神在月に神々を迎い入れる稲佐の浜も大社の近くにあります。
日本全国の神々が集まる、まさに神話の国の大社だなと感じた参拝となりました。
 
広大な境内です。

 
銅鳥居です。

 
拝殿です。1959年に焼失から再建されました。

 
左から八足門、回廊、回廊の上部が観察楼。

 
八足門です。

 
八足門にある兎の彫刻です。

 
中央が大社本殿です。1744年の造営。国宝です。

 
本殿を右後ろから見ております。本殿向かって左にあるのは御向社(大国主の正后・須勢理毘賣命)・その左は天前社(大国主が亡くなったときに蘇生を行った蚶貝比賣命・蛤貝比賣命)

 
大社本殿の真後ろの写真です。

 
その後ろに鎮座しているのが本殿瑞垣外「素鵞社」 父(祖先)の素戔嗚尊が祀られています。八雲山との間に唯一鎮座する社です。

 
本殿瑞垣外 十九社(じゅうくしゃ) - 東西にそれぞれあります。八百万神が祀られています。神在祭の際、神々の宿舎となります。

 
本殿瑞垣外 向かって左から釜社( 素戔嗚尊の子の宇迦之魂神)と氏社(雲国造家祖神の天穂日命と17代の祖で出雲氏初代の宮向宿彌が祀られています)本殿のある東を向いて、本殿で西を向いた主祭神に対面するようになっています。その奥が西の十九社

 
本殿西側にある案内板。この方面からだと大国主大神と正面から拝むことができるとあります。

 
全国の神様をお迎えし境内の十九社までご案内します。そのお迎えする浜が稲佐の浜です。

 
出雲大社の御朱印です。

 
拝殿の西側、荒垣外に神楽殿があります。1879年の出雲大社教創始の際に、本殿とは別に大国主大神を祀ったことに由来します。大注連縄は長さ約13メートル、重さ5.2トンだそうです。

 
その神楽殿の御朱印です。

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 島根県出雲市大社町杵築東195
位置 北緯35度24分07.4秒 東経132度41分07.6秒座標: 北緯35度24分07.4秒 東経132度41分07.6秒
主祭神 大国主大神
社格等 式内社(名神大)
出雲国一宮
旧官幣大社
勅祭社
別表神社
創建 神代とされる
本殿の様式 大社造
別名 杵築大社
札所等 出雲國神仏霊場1番
例祭 5月14日 - 16日
主な神事 神在祭など


メモ 401