miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220927島根県雲南市大東町 須我神社

島根県雲南市大東町に鎮座します須我神社です。主祭神は須佐之男命、奇稲田比売命、そして子の清之湯山主三名狭漏彦八島野命の三柱です。古事記・日本書記にある「須賀宮」はこの神社と云われます。神社の背後にある八雲山にある奥宮には夫婦岩と呼ばれる巨大な岩があり、もともとは須我の地の総氏神として古代から信仰されている古社です。
古事記には八岐大蛇を退治した須佐之男命は生贄になるはずだった奇稲田比売命と結婚。そしてこの地に宮造りをしたとあります。これにより須我神社は「日本初之宮」と云われるようになりました。須佐之男命は宮造りの際にこの地から雲が立ち上るのを見て、「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」の歌を詠んだことから和歌発祥の地とされ石碑が建立されております。また出雲の地名はこの歌から起こり国名の起源となったと伝わります。
須我神社は須佐之男命が建てた「宮殿」が神社となったと云われます。須佐神社そして須我神社そしてこの後参拝したいくつか神社巡拝を通じて、出雲の山あいに須佐之男の宮殿や住まいそしてご家族の言い伝えが多く、この山あいのエリアは須佐之男命の信仰が特に色濃いなのかなと感じた参拝となりました。
 
朝はやく、結構な雨の中まず奥の宮へ登拝しました。

 
鳥居前にある「神泉坂根水」 不老長寿の効用の湧き水。身を清めて参拝です。

 
参道途中にある鳥居です。

 
須我神社奥宮 八雲山の中腹にある三つの磐座と小祠。親子のように見える夫婦岩。古代より須賀の地の総氏神として信仰されていたそうです。

 
八雲立つ出雲の起源となる山 八雲山の中腹に奥宮がありました。

 
境内前の鳥居です。

 
隋神門です。

 
手前の拝殿と奥の本殿からなる大社造りの神社社殿。両側には高さ10mの二本の杉のご神木が建ちます。

 
拝殿の扁額 日本初之宮とあります。

 
本殿です。

 
境内に「日本初之宮」「和歌発祥之遺跡」の石碑があります。 

 
御朱印です。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 島根県雲南市大東町須賀260
位置 北緯35度21分14秒 東経133度01分53秒
主祭神 須佐之男命
稲田比売命
清之湯山主三名狭漏彦八島野命
社格等 県社
本殿の様式 大社造
別名 日本初之宮
札所等 出雲國神仏霊場16番
例祭 9月28日
主な神事 茅之輪神事、茣蓙替祭、鹿食神事他


メモ 185