miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211217金剛證寺(こんごうしょうじ)(三重県伊勢市朝熊山) 

金剛證寺(こんごうしょうじ)です。三重県伊勢市朝熊町にあります。伊勢神宮の鬼門を守る寺として栄えました。伊勢信仰と結びつき、「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊駆けねば片参り」とされ、伊勢・志摩のエリアで最大の寺となりました。真言密教と伊勢神道が習合した山岳寺院として知られます。

御本尊は福威智満虚空蔵大菩薩は日本三大虚空蔵菩薩の一つ、そして安置される本堂摩尼殿は国の重要文化財です。仏像や経塚出土品等10を超える国宝を保有しております。

朝熊山付近では江戸時代以降、宗派を問わず葬儀を終えた後に朝熊山に登り、金剛證寺奥の院に卒塔婆を立て死者を弔う「岳参り」と呼ばれる風習が残ります。奥之院に続く道の両側には、高さ2~8メートルの巨大な卒塔婆が多く建立され並んでおります。魂の依り代として卒塔婆が並ぶ姿は、他では見る事が出来ない光景だなと強く感じた参拝となりました。

 
お寺の由緒書です

 
山門の仁王門です。

 
赤い太鼓橋

 
雨宝堂 神仏習合思想の神像雨宝童子が祀られています。大日如来の化身の天照大神の日向国に降り立った16才の影を弘法大師が刻んだと伝わります。国の重要文化財。(案内板参照)

 
矢負地蔵尊 鎌倉時代作の国の重要文化財

 
慶長年間に焼失した本堂摩尼殿は、姫路の城主・池田輝政公よって再建され、現在は国の重要文化財になっています。

 
苔むす感じがいいです。

 

子宝祈願のおちんこ地蔵。名前がかわいいです。

 
極楽門です。この門をくぐった者は、仏さまの慈悲の誓願によって、すべて皆極楽浄土へ往生させてもらえるそうです。

 
奥の院へ続く道は、最大2~8メートルの巨大卒塔婆がずらりと立ち並び、異様な空気に包まれています

 
伊勢神宮の鬼門を守るお寺らしく、静寂さの中のピーンと張り詰めた空気から、強いパワーを感じるパワースポットです。

 
御朱印です。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 三重県伊勢市朝熊町岳548
位置 北緯34度27分26.68秒 東経136度47分7.56秒座標: 北緯34度27分26.68秒 東経136度47分7.56秒
山号 勝峰山
宗派 臨済宗南禅寺派
本尊 虚空蔵菩薩
創建年 (伝)6世紀中ば
開基 暁台上人
正式名 勝峰山 兜率院 金剛證寺
札所等 伊勢西国三十三所観音霊場2番
文化財 朝熊山経ヶ峯経塚出土品(国宝)
本堂、九鬼嘉隆像ほか(重要文化財)
 
メモ 131