miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220511京都府京都市北区 平野神社

平野神社です。京都市北区平野宮本町に鎮座します。式内社(名神大社)で、二十二社(上七社)の一社です。
794年平安遷都に際して、以前は平城京内で祀られていた今木皇大神(活力生成)を桓武天皇がこの地に引っ越しをさせたと伝わります。後に久度大神(竈の神)、古開大神(邪気を振り開く平安の神)、比売大神(生産力の神)が祀られました。
今木皇大神の「今木」の「木」は「来」が本来は「今来」で、今あらたにきた人々が祭る神の意味とされ、もともと大和国の今木の地に住みついた渡来系の人々によって祭られていた神とされます。光仁天皇の夫人、桓武天皇の母の高野新笠(百済系)の祖神とされます。桓武天皇の代に至って、母の一族の祖神を奈良から京都の現在の地に遷して祀ったとされます。
桓武天皇の皇子たちが同社を氏神としたことにより、後の天皇の血をひく多くの氏族から氏神として信仰され、八姓の氏神(平氏・源氏・高階氏・清原氏・中原氏・大江氏・菅原氏・秋篠氏)と呼ばれるほどに繁栄しました。「天皇外戚の神」として朝廷からも大切されたと云われます。
本殿は平野造、または比翼春日造と呼ばれ、重要文化財です。神紋は桜で境内には60種の桜の樹があり、桜の名所と知られております。次回の参拝は桜満開に時にお参りしたいと感じた参拝となりました。
 
鳥居です。

 
参道です。

 
拝殿です。1650年徳川和子によって寄進されたもの。四方を吹き放す舞殿形式です。

 
拝殿から見た拝所・中門・廻廊・本殿です。

 
中門と本殿が見えています。本殿は 4殿2棟。江戸前期寛永時代の造営。第一殿と第二殿、第三殿と第四殿はそれぞれ空殿を挟んで連結する形式で「平野造」と呼ばれています。本殿は国の重要文化財です。

 
境内の大きな樹木。

 
御朱印です。桜の神紋が印象的です。

 
 
以下ウィキペディアより抜粋
 
所在地 京都府京都市北区平野宮本町1
位置 北緯35度1分57.39秒 東経135度43分55.00秒座標: 北緯35度1分57.39秒 東経135度43分55.00秒
主祭神 今木皇大神
久度大神
古開大神
比売大神
社格等 式内社(名神大4社)
二十二社(上七社)
旧官幣大社
別表神社
創建 (推定)平安京遷都から延暦年間
(794年 - 806年)
(創祀は奈良時代以前)
本殿の様式 比翼春日造(平野造)2棟
札所等 神仏霊場巡拝の道第94番(京都第14番)
例祭 4月2日(平野祭)
主な神事 桜祭(4月10日)
 
メモ 155