miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220622福岡県太宰府市 大宰府天満宮

福岡県太宰府市 大宰府天満宮です。主祭神は菅原道真公。創建919年です。
菅原道真は晩年、政敵により左遷された大宰府で903年に亡くなります。ご遺骸を牛車に乗せて進んでいたら、牛が伏して進まなくなったところを廟(墓)としました。その後、都では疫病や天災、そして政敵藤原時平が急逝することなどが続きました。「道真の祟り」と恐れられ、その御霊を鎮めるために919年に廟の上に社殿を竣工したのが創建と伝わります。そのあとも祟りが続きました。道真への御霊信仰はさらに高まり、923年には元の太政大臣に官職が戻り、993年には天皇・皇族をまつる神社の社号である「天満宮」も併用されました。
現在、学問の神、誠心の神として多くの崇敬を集めております。天神さま(菅原道真)をお祀りする全国約12,000社。天神信仰に関わる神社としての数は八幡神信仰、伊勢信仰に次ぐ規模。大宰府天満宮は天神信仰の聖地として総本宮と称えられます。神社発表として大宰府天満宮へは年間650万人の参拝があります。
参拝当日も平日・雨天にもかかわらず多くの参拝者がおりました。「受験の神様」のご利益を期待する修学旅行の中学生・高校生が非常に多かったのを見て、修学旅行の行先設定には天神様は強いだろうなとふっと感じた参拝となりました。
 
参道です。名物梅が枝餅のお店が軒を連ねています。

 
境内への鳥居です。

 
御神牛です。道真が丑年生まれであり、ご遺骸を牛車で運んだことから祀られています。頭がよくなるとの事で神牛の頭撫でてきました。

 
東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな 道真の都を離れる時の有名な和歌の碑

 
心という形をしていることから「心字池」と呼ばれます。

 
新字池を渡る太鼓橋

 
境内末社、志賀社です。1458年造営され国の重要文化財です。

 
楼門です。

 
本殿です。1591年小早川隆景建立 国の重要文化財

 
本殿 五間社流造で屋根檜皮葺

 
道真が京の都を去る時に、庭に植えられた梅の木に「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」 という和歌を詠みました。その梅が、京の都から太宰府の道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという「飛梅」。御神木です。

 
本殿裏の楠。千年とあります。

 
絵馬堂。1813年建立。九州最大で最古の絵馬堂との事。

 
御朱印です。これで九州北部の寺社巡りが終わりました。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
位置 北緯33度31分17.49秒 東経130度32分5.45秒座標: 北緯33度31分17.49秒 東経130度32分5.45秒
主祭神 菅原道真公
社格等 旧官幣中社
別表神社
創建 延喜19年(919年)
本殿の様式 五間社流造檜皮葺
札所等 菅公聖蹟二十五拝
例祭 9月25日
主な神事 鷽替え・鬼すべ(1月7日)


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