miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230207 淡路国一宮伊弉諾神宮

淡路国一宮伊弉諾神宮です。兵庫県淡路市多賀に鎮座します。主祭神は伊弉諾大神、相祀神は伊弉諾大神と神宮の略史にあります。
伊弉諾は天照大神などに国の統治を任せた後、淡路の多賀の地に構えた幽宮(かくれのみや)に鎮まったのがこの神社の創祀と伝わります。古事記・日本書記にその創祀の起源が記されており、記紀に記された神社の中で最も歴史が古い神社と考えられております。江戸時代の幕末まではその幽宮=神陵は禁足地とされてましたが、明治に入りその神陵の真上に本殿が遷座されました。1954年に神社から神宮に改称されております。
境内の参道そばにある「陽の道しるべ」モニュメントは、この神宮の太陽運行の軌跡が日本の有名神社を結び、伊弉諾神宮がその中心地にある事を示されています。真東に伊勢の内宮、真西に対馬の海神神社、夏至の日の出地に諏訪大社、日没地に出雲大社と日御碕神社、冬至の日の出地に熊野の那智大社、日没地に高千穂神社が鎮座しております。このモニュメントでは各神社参拝の縁を思い返す機会を得ることができました。
淡路国は神代の国生み神話が伊弉諾大神を軸として息づく島だと感じた参拝となりました。
 
 
花崗岩でできた神明型鳥居。全国最大級。阪神淡路大震災から再興されました。

 
参道には「国生み燈篭」が建立されました。

 
境内の参道そばにある「陽の道しるべ」モニュメント。この神宮の太陽運行の軌跡が日本の有名神社を結び、伊弉諾神宮がその中心地にある事を示されています。真東に伊勢の内宮、真西に対馬の海神神社、夏至の日の出地に諏訪大社、日没地に出雲大社と日御碕神社、冬至の日の出地に熊野の那智大社、日没地に高千穂神社が鎮座しております。このモニュメントでは各神社参拝の縁を思い返す機会を得ることができました。

 
正門です。震災後新築されました。

 
 
拝殿です。明治十五年に造られました。扁額に「伊弉諾神宮」とあります。舞殿を兼ねております。

 
中殿から幣殿・本殿を見ております。本殿・幣殿は墳丘(幽宮)を覆うように作られています。手前の中殿は元本殿跡地。一体で透塀で囲まれています。

 
本殿裏です。真裏の位置に伊弉諾大神を拝む場所が設置されていました。

 
 
本殿のすぐ右側にある末社「左右(さう)神社」。主祭神は天照皇大御神と月読尊。左目から天照皇大御神、右目から月読尊を生んだ神話にちなみ「眼病治癒」の信仰が篤い神社です。

 
夫婦の大楠です。樹齢約九百年。元は二株の木が、成長するに連れて合体し、一株に育ったといわれ記され、夫婦円満、安産子宝、良縁縁結などの篤い信仰を集めております。域内にある岩楠神社の祭神は蛭子命。平安中期には既に奉祭されていたそうです。

 
御朱印です。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 兵庫県淡路市多賀740
位置 北緯34度27分36秒 東経134度51分08秒座標: 北緯34度27分36秒 東経134度51分08秒
主祭神 伊弉諾尊
伊弉冉尊
社格等 式内社(名神大)
淡路国一宮
旧官幣大社
別表神社
創建 神代(日本書紀・古事記による)
本殿の様式 三間社流造
別名 一宮(いっく)さん・伊弉諾さん
例祭 4月22日
主な神事 御粥占祭(1月15日(小正月))
除虫祭(7月半夏生日)
 
メモ 175