miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230207 兵庫県南あわじ市榎列 自凝島(おのころじま)神社

兵庫県南あわじ市榎列に鎮座する自凝島(おのころじま)神社です。男女の祖先神の伊弉諾命・伊弉冉命が主祭神です。創建の記録が元禄時代の淡路関する書類に記載されていると云われます。離婚後の二人の仲を少なからず取り持った女神として日本書紀一書に登場する菊理媛命が合祀されています。記紀両書の国生み神話には伊弉諾命・伊弉冉命は天の沼矛を持って海原をかき回し、その矛より滴る潮がおのずと凝り固まって島となり、これが日本発祥 - 国生みの聖地である自凝島と伝わります。
自凝島神社は小高い丘にあります。かつてはこの一帯が海の入江でそこに浮かぶ小さい島だったと云われています。おのごろ島の所在地諸説の神社の一つです。
高さ22mの鳥居は平安神宮及び厳島神社と並び「日本三大鳥居」の一つに数えられております。コンパクトな神社に比べて大変巨大で立派な鳥居でした。境内には伊弉諾命・伊弉冉命が契りを結んだきっかけとなった鶺鴒石(せきれい)がありました。正殿前にあるこの石の上につがいの鶺鴒が止まり夫婦の契りを交わしている姿を見て、夫婦の道を開かれ御子様をお生みになられたと伝わります(日本書記)。現在は淡路島南部の田園地帯の丘に鎮座しますが、この一帯が海の入江だった時代にはこの丘が島だったとイメージすると、おのごろ島の所在地諸説の神社の候補の一つだと感じた参拝となりました。
 
 
高さ22mの鳥居は平安神宮及び厳島神社と並び「日本三大鳥居」の一つに数えられております。コンパクトな神社に比べて大変巨大で立派な鳥居でした。朱色の大鳥居は、遠くからも良く見える大きさでした。奥が境内にある丘です。

 
神社から離れて撮影しました。自凝島神社はこの小高い丘にあります。現在は田園地帯ですが、かつてはこの一帯が海の入江でそこに浮かぶ小さい島だったと云われています。おのごろ島の所在地諸説の神社の一つです。鳥居の大きさも感じて頂けると思います。

 
入口にある社号標です。磤馭盧島神社という難しい表記が使われています。

 
境内へのアプローチとなります。コンパクトで静かな境内ですが、平日夕方にも関わらず参拝者が多いと感じました。

 
拝殿です。

 
正殿です。神明造です。鰹木は八本でした。

 
境内には2神が契りを結んだきっかけとなった鶺鴒石(せきれい)がありました。正殿前にあるこの石の上に、つがいの鶺鴒が止まり夫婦の契りを交わしている姿を見て、夫婦の道を開かれ多くの御子様をお生みになられたと伝わります。(日本書記)
新しい出会いを求める場合は白い縄のみ、次に赤い縄のみを握りお祈りします。おひとりで来られて今の絆を深めたい場合も先に赤い縄のみ、次に白い縄のみを握りお祈りします。お二人で来られた場合は男性が白い縄、女性が赤い縄を握り、手をつなぎお祈りします。

 
正殿の奥、左側にに八百萬神社があります。伊弉諾命・伊弉册命の御子神様が祀られています。

 
御朱印です。日本発祥の地とあります。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 兵庫県南あわじ市榎列(えなみ)下幡多415
位置 北緯34度18分45秒 東経134度46分16秒座標: 北緯34度18分45秒 東経134度46分16秒
主祭神
伊弉諾命
伊弉冉命
例祭 5月3日
 
メモ 162