miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20240318 茨木県日立市入四間町御岩神社

茨城県日立市入四間町に鎮座します御岩神社です。御岩山全体が古代より聖域とされ神仏習合の神が多く祀られている事で知られます。創建は縄文時代晩期の祭祀遺跡が発見されており、721年の常陸国風土記に「かびれの峰に天つ神鎮まる」の記述があり、古代より様々な神の信仰の聖地であったと云われております。主祭神は国之常立神をはじめ、大国主・伊邪那岐尊・伊邪那美尊ほか22柱御岩山総祭神188柱が祀られております。中世からは山岳信仰が入り、水戸藩初代藩主徳川頼房が出羽三山を勧請し水戸藩の国峰に定め、歴代藩主は参拝を続けました。
明治期の廃仏毀釈により多くの仏教施設が取り壊されましたが、現在においても仏像が祀られており、祭事内容に古神道、神仏習合が色濃く残っていると云われます。
他の神社には見られない独自の信仰がここ御岩山にはあると感じた参拝となりました。
 
 
御岩神社の参道にある鳥居です。参道は拝殿から表参道から奥にすすむと裏参道につながり御岩山山頂まで続いております。

 
参道途中にある神木三本杉です。樹齢600年と推定されています。

 
楼門です。大仁王門と呼ばれております。

 
荘厳な森林の中、参道は続きます。

 
手水舍です。徳川家の葵の御紋が印象的です。

 
拝殿・本殿です。国常立尊・大国主命・伊邪那岐尊・伊邪那美尊他、二十二柱が祀られております。
 
斎神社 回向殿です。天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・八衢比古神・八衢比賣神と一緒に県指定有形文化財の大日如来像、日立市指定文化財の阿弥陀如来像も祀られています。神仏習合の社。

 
裏参道入口です。天照大神、邇邇藝命、立速日男命(天児屋命)が祀られる「かびれ神宮」の先で表参道と合流し御岩山山頂まで続いているとのこと。片道60分。

 

御朱印です。

以下ウィキペディアより抜粋
 
所在地 茨城県日立市入四間町752
位置 御岩神社
北緯36度38分6.45秒 東経140度35分19.8秒座標: 北緯36度38分6.45秒 東経140度35分19.8秒
かびれ神宮(奥宮)
北緯36度38分6.21秒 東経140度35分27.83秒
主祭神 国之常立神
大国主
伊邪那岐尊
伊邪那美尊ほか22柱
社格等 旧村社
創建 不明
例祭 2月11日
 
メモ