miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230927 群馬県藤岡市鬼石 鬼石神社

鬼石神社です。群馬県藤岡市鬼石の群馬県、埼玉県の県境の神流川の河岸段丘の丘に鎮座します。主祭神は磐筒男命、伊邪那岐命、伊邪那美命。磐筒男命は伊邪那岐命が火神カグツチの首を斬ったとき、その剣の先についた血が岩について化生した神で、日本書紀の一書に経津主神の祖であると記されている柱です。
御荷鉾山(みかぼやま)に大きなに鬼が住んでいて、山の村人を困らせていたが、弘法大師が退治したときに、投げ石峠より鬼が巨石を投げて逃げ去り二度と現れなくなった。その石の落ちたところを鬼石と呼びようになったと伝わります。その鬼石は、本殿の床下に納められております。また縄文時代の祭祀具である石棒と凹み石をが保存されていると伝わります。
境内のある台地は縄文時代中期からの遺跡が発見されており、本殿下の巨石は本来古代からの磐座信仰のもので、後に神社が建てられそして後世鬼伝説の結びついたことを感じさせます。
鬼石の河岸段丘の丘は大変のどかで、縄文からの悠久の時間を感じさせる光景でした。こじんまりした神社の境内もきれいにされ、鬼石の氏子が代々永く大切に信仰してきた神社だと感じた参拝となりました。
 
参道入口の社号標です。神流川中流より産出する三波石で建てられました。

 
階段の先の鳥居です。

 
鳥居の先に境内と拝殿が見えてきます。

 
境内右手にある神楽殿です。流れ造りです。

 
拝殿です。大正15年に改築されました。入母屋づくりです。

 
拝殿にある扁額です。

 
権現造の本殿です。1795年改築。

 
本殿の床下の鬼石と紹介のポスターです。鬼石は光の加減で見にくくかったです。直径120cmで、地上からの高さはcmとの事。

 
境内末社の賀茂社です。火雷命が雷除けの神様として祀られています

 
 
本殿裏の境内摂社です。

 
こじんまりした神社の境内。きれいにされ、鬼石の氏子が代々永く大切に信仰してきた神社だと感じました。

 
境内から見える風景。手前が群馬県鬼石、向こう側が埼玉県神川町で、その境に神流川が流れています。鬼石の河岸段丘の丘は大変のどかで、縄文からの悠久の時間を感じさせる光景でした。

 
御朱印です。宮司宅で頂けます。高齢で書置きですみませんと言われました。御朱印を頂けた喜びをお伝えしました。

 

以下WEBから抜粋
住所    群馬県藤岡市鬼石721
ご祭神    《主》磐筒男命,伊邪那岐命,伊邪那美命
鬼伝説の町、鬼伝説の神社
社格等:村社

 

メモ 108