miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220926島根県松江市大庭町 神魂神社

島根県松江市大庭町に鎮座します神魂(かもす)神社です。大庭大宮とも称されます。主祭神は現在は伊弉冊大神、伊弉諾大神が配祀されております。創建は出雲国祖の天穂日命が大國主に国譲りを迫るために大庭の地に天降りした際に創建したと伝わります。一方出雲風土記や延喜式にも記載がなく、実際は平安時代に社殿は創建されたと云われております。社伝によると出雲大社祭祀に異動した25代までは天穂日命の子孫が祭主をされていたそうです。出雲国造家は現在は出雲大社の宮司家となりますが、その国造家の代替わりのときの「神火相続式」「古伝新嘗祭」は、近世までは当社に参向して行われていました。北島家の方は現在も「神火相続式」をこの神魂神社で行われているそうです。現在も神在祭りが行われる神社の一つです。
現在の本殿は国宝。柱から1346年の墨書が見つかっていますが出雲大社より古い1583年に再建され大社造りとしては最古。出雲大社の半分の規模ながら、古い大社造りの形式をよく残しております。神社建築中最古の形式である大社造とその構造を間近で拝見できました。間近だからでしょうか。純粋に本殿のパワーに圧倒され、そしてパワーに深く感動した参拝となりました。
 
神魂神社の石碑です。

 
参道です。清冽な空気感です。

 
現在の本殿は国宝。柱から1346年の墨書が見つかったいますが出雲大社より古い1583年に再建され大社造りとしては最古。出雲大社の半分の規模ながら、大社造りの古制をよく残しております。本殿のパワーに圧倒されました。感動しました。

 
本殿右側より撮影しました。正面から撮影しないように注意書きがありました。

 
本殿向かって左側に貴布祢稲荷両神社があります。この写真では一番奥になります。こちらも1583年に建立。国指定重要文化財です。

 
荒神様です。右奥が荒神社です。

 
本殿向かって右側。一番奥が釜神事が行われる御釜殿です。出雲国祖の天穂日命が大國主に国譲りを迫るために大庭の地に天降りした際に乗ってきた御釜と伝わります。

 
案内板です。

 
御朱印です。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 島根県松江市大庭町563
位置 北緯35度25分31.9秒 東経133度5分3.5秒座標: 北緯35度25分31.9秒 東経133度5分3.5秒
主祭神 伊弉冊大神
伊弉諾大神
社格等 旧県社
創建 平安時代
本殿の様式 大社造
例祭 10月18日
主な神事 神火相続、祈念祭、神在祭、新嘗祭、お釜神事


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