日向国一宮都農(つの)神社です。神社は宮崎県児湯郡都農町にあります。創建は神武天皇即位の6年前、天皇が宮崎の宮を出発し東遷の折り、この都農に立ち寄り、国土安全、海上平安、武運長久を大己貴命を鎮祭したことに始まったと伝わります。旧記によれば、日向国の第一の大社でしたが、島津・大友の争乱の際、大友氏の兵火により社殿・宝物・古文書等全てを焼失。その後は長年社殿の再興も無く小さな祠があるのみであったそうです。江戸時代元禄期に藩主が再興されました。
天孫系が大変色濃い日向の神宮・神社(鵜戸神宮・青島神社・宮崎神宮・高千穂神社等)の中、日向国一宮である都農神社の主祭神がなぜ大己貴命であるのかと参拝した時に疑問を感じました。この一帯には縄文時代以来の遺跡が多く分し、円墳・前方後円墳など20基以上の古墳もあり、土器・石器類が出土していることから古来より多くの人が居住しております。その一族の太古の昔に遡る守護神が「大己貴命」なのか、それとも在郷の守護神に「大己貴命」を充てたものであるのか。いずれにしても神武天皇の東遷の前から太古からの守護神が存在していた事を感じた参拝となりました。
天孫系が大変色濃い日向の神宮・神社(鵜戸神宮・青島神社・宮崎神宮・高千穂神社等)の中、日向国一宮である都農神社の主祭神がなぜ大己貴命であるのかと参拝した時に疑問を感じました。この一帯には縄文時代以来の遺跡が多く分し、円墳・前方後円墳など20基以上の古墳もあり、土器・石器類が出土していることから古来より多くの人が居住しております。その一族の太古の昔に遡る守護神が「大己貴命」なのか、それとも在郷の守護神に「大己貴命」を充てたものであるのか。いずれにしても神武天皇の東遷の前から太古からの守護神が存在していた事を感じた参拝となりました。
鳥居です。
社号標と鳥居。日向一の宮都農神社と扁額にあります。
コロナで手水舎の柄杓が使えないので、神社の全体を底面にデザインしたとの事。
神門です。
境内の全体です。左に拝殿、右に末社の熊野神社
拝殿・本殿です。
本殿です。
撫で大国・撫でうさぎです。
境内から鳥居を望みます。
御朱印です。大己貴命に因みネズミとウサギが描かれています。
以下ウィキペデイアより抜粋
所在地 宮崎県児湯郡都農町大字川北13294
位置 北緯32度15分47.22秒 東経131度33分31.20秒座標: 北緯32度15分47.22秒 東経131度33分31.20秒
主祭神 大己貴命
社格等 式内社(小)
日向国一宮
旧国幣小社
別表神社
創建 (伝)神武天皇即位6年前
本殿の様式 一間社流造銅板葺
例祭 12月5日
主な神事 夏祭(8月1日-2日)
冬祭(12月4日-5日)
メモ 148