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全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220308 豊前国一宮 宇佐神宮

豊前国一宮宇佐神宮です。大分県宇佐市南宇佐にあります。現在の亀山に社殿が建立された725年が創建です。
主祭神は八幡大神(一之御殿本殿向かって左・15代応神天皇・外国人を重用)、比売神(二之御殿、本殿中央)、母神功皇后(三之御殿本殿向かって右)です。
宇佐は神代の時代にまず比売神が降臨され、また神武天皇の東遷の際に、皇軍をお迎えした聖地(一柱騰宮)と伝わります。
その後、宇佐の地に571年断食をして神に祈り続けた大神比義の前に八幡大神が御示現したと伝わります。
この宇佐神宮は東大寺大仏建立の際に成功を予言する神託を発し、45代聖武天皇を感激させました。また和気清麻呂が道鏡皇位簒奪を阻止した宇佐八幡神託事件の舞台であります。皇室はもとより、源氏から篤く崇拝され、武家政権時代には日本中に信仰が広まりました。宇佐神宮は全国にある約44,000社ある八幡宮の総本社です。本殿三棟は国宝に指定されています。参拝は二拝四拍一拝を作法としています。その起源は不明との事。
本殿の中央に二之御殿(比売神)がおかれ、勅使の為の楼門も、お祓いも二之御殿前で行われる等、比売神の脇を八幡大神と神功皇后が脇を固めるとも思える特異な配置であります。お告げをする存在としての神威の強さの深層には比売神がおられると感じました。辺境な宇佐の地に長い時間、これだけの規模の社殿を維持してきたのは比売神・八幡大神への信仰の篤さにあると強く感じた参拝となりました。
 
 
鳥居です。

 
御由緒書です。

 
呉橋 昔、呉の国の人が掛けたと伝わります。西参道にある屋根がついた神橋です。

 
また神武天皇の東遷の際に、皇軍をお迎えした地

 
祓所

 
下宮です。「下宮参らにゃ片参り」。下宮八幡大神は、御饌(みけ)を司り、農業や一般産業の発展、充実をお守りになるご神威を発揮されます。祭神は上宮と同じ3柱。

 
上宮西大門 修理が令和7年完了予定です。高良大明神、阿蘇大明神2神が門の神として祀られている。

 
上宮本殿。南中楼門。内の本殿は「八幡造」2棟の切妻造平入の建物が前後につながった形をとる。左から八幡大神(一之御殿15代応神天皇)、中央に比売神(二之御殿・宗像三女神)、右に母神功皇后(三之御殿)と並ぶ。国宝。参拝は一般と異なり、二拝四拍手一拝を作法としている。

 
菱形池。八幡大神が御示現したと伝わる霊池。

 
池のふちに能楽堂もあります。

 
八幡大神がご顕現した御霊水

 
宇佐神宮の御朱印 二種

 
宇佐神宮では八幡様は八幡菩薩でもあり・・習仏神合

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 大分県宇佐市南宇佐2859
位置 北緯33度31分34秒 東経131度22分29秒座標: 北緯33度31分34秒 東経131度22分29秒
主祭神 八幡大神
比売大神
神功皇后
社格等 式内社(名神大3社)
豊前国一宮
旧官幣大社
勅祭社
別表神社
創建 神亀2年(725年)
本殿の様式 八幡造
別名 宇佐八幡
宇佐八幡宮
札所等 日本三大八幡宮
例祭 3月18日
主な神事 勅使祭


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