miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220306 宮崎県宮崎県西臼杵郡高千穂町高千穂神社

宮崎県宮崎県西臼杵郡高千穂町の高千穂神社です。
主祭神は一之御殿の「高千穂皇神」と二之御殿の「十社大明神」。「高千穂皇神」は日本神話で日向三代と称される皇祖神と配偶神です。この高千穂に宮居を定めたと伝わります。(瓊瓊杵尊と木花開耶姫命、彦火火出見尊と豊玉姫命、鸕鶿草葺不合尊と玉依姫命)「十社大明神」は神武天皇の兄の三毛入野命とその妻子神9柱です。
神武天皇兄の三毛入野命が高千穂に戻り神籬をたてて日向三代の神をお祀りしたのが創祀と云われます。その際にこの地の八峰九谷の洞窟に住んでいた悪行三昧の賊「鬼八」を征伐し民生を安定させたと伝わります。(本殿横にその彫刻があります。)11代垂仁天皇の時代に初めて社殿を創建したと社伝は伝えております。
高天原や天孫降臨そして神武天皇東遷等の神話の舞台がそこかしこにあり、神楽でその神話を伝承している高千穂。日本神話や在地信仰そして修験道等が何層に重なる高千穂の信仰に少しでも触れるには、熊野の時にも感じたのですが、この地に何度も訪れなければと覚悟した参拝となりました。
 
鳥居です。

 
由緒書です。

 
参道から社殿を望んでいます。

 
拝殿です。

 
拝殿と本殿。本殿は国の重要文化財。九州地方南部を代表する大規模な本殿建築、当地方の伝説や祭礼に関連した彫物など、地方色も顕著に有しており高く評価されています。

 
本殿の向かって右側に三毛入野命が鬼八を退治する彫刻があります。

 
高千穂峡にある鬼八が三毛入野命と戦った時に力比べした岩。鬼八の力岩と呼ばれ200トンあると云われます。

 
鬼八が八峰九谷の洞窟に住んでいたと伝わります。三毛入野命が退治して平和の里がよみがえったと伝えられています。高千穂峡。

 
高千穂峡にある真名井の滝 神話によれば天村雲命が天孫降臨の際に、この地に水がなかったので水種を移した。これが滝となって流れ落ちているといわれています。

 
樹齢800年の大杉です。源頼朝が天下泰平祈願のために代参に派遣させた畠山重忠(鎌倉殿の13人の一人)が植えた杉。「秩父杉」と呼ばれています。

 
男神像・女神像が国の重要文化財の荒立神社・四皇子社

 
天孫降臨の地 神都高千穂の案内図。今回は案内図の①と②しか訪問できませんでした。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井字神殿1037
位置 北緯32度42分23.2秒 東経131度18分8.3秒座標: 北緯32度42分23.2秒 東経131度18分8.3秒
主祭神 高千穂皇神
十社大明神
社格等 国史見在社論社
旧村社
別表神社
創建 不明
本殿の様式 五間社流造銅板葺
別名 十社大明神
札所等 高千穂八十八社
例祭 4月16日
主な神事 猪掛祭(旧暦12月3日)
笹振り神事(旧暦12月3日)
神話の高千穂夜神楽まつり(11月22-23日)


メモ 303