肥後国一宮阿蘇神社です。熊本県阿蘇市一の宮町に鎮座します。全国にある阿蘇神社の総本社で九州を中心として日本全国に約450の分社があります。全国で珍しい横参道の神社です。
社伝によると創立は孝霊天皇９年（BC281年）。主祭神は神武天皇の孫神で阿蘇を開拓した健磐龍命の一族の十二神です。阿蘇十二明神と総称されています。一の神殿（向かって左側）に神武天皇の孫神の健磐龍命（一の宮）他男神、二の神殿（向かって右側）には阿蘇都比咩命（ 健磐龍命の妃）他女神。三の神殿（真ん中、最も奥）には国造速瓶玉神（阿蘇初代国造。健磐龍命の息子）他男神が祀られています。健磐龍命は阿蘇を開拓し、また九州全体を統治しました。その際、健磐龍命は神武天皇を祀るために宮崎神宮を創建したと伝わります。健磐龍命の息子の初代国造速瓶玉神が阿蘇神社を創建したと伝わります。
健磐龍命の直系の阿蘇家が祭祀を司っており現在の宮司は92代目。中世には武士化し肥後の大半を領有しました。
2016年の熊本地震で楼門、拝殿ともに倒壊しました。神殿も損傷。2階建ての楼門は、日本三大楼門の一つで、高さが18mあり、神社では珍しい仏閣の様式で建てられた二層楼山門式です。神殿、拝殿はほぼ修復しましたが、楼門は2023年12月に再建完了予定です。
古代と変わらないであろう静かで伸びやかな阿蘇の自然・景色の中、激烈な地震から懸命に修復中されている阿蘇神社と街の静かな佇まいとの対比は強く記憶しておこうと思いました。火山をご神体とする信仰の本質に少しだけ触れられたと感じた参拝となりました。
社伝によると創立は孝霊天皇９年（BC281年）。主祭神は神武天皇の孫神で阿蘇を開拓した健磐龍命の一族の十二神です。阿蘇十二明神と総称されています。一の神殿（向かって左側）に神武天皇の孫神の健磐龍命（一の宮）他男神、二の神殿（向かって右側）には阿蘇都比咩命（ 健磐龍命の妃）他女神。三の神殿（真ん中、最も奥）には国造速瓶玉神（阿蘇初代国造。健磐龍命の息子）他男神が祀られています。健磐龍命は阿蘇を開拓し、また九州全体を統治しました。その際、健磐龍命は神武天皇を祀るために宮崎神宮を創建したと伝わります。健磐龍命の息子の初代国造速瓶玉神が阿蘇神社を創建したと伝わります。
健磐龍命の直系の阿蘇家が祭祀を司っており現在の宮司は92代目。中世には武士化し肥後の大半を領有しました。
2016年の熊本地震で楼門、拝殿ともに倒壊しました。神殿も損傷。2階建ての楼門は、日本三大楼門の一つで、高さが18mあり、神社では珍しい仏閣の様式で建てられた二層楼山門式です。神殿、拝殿はほぼ修復しましたが、楼門は2023年12月に再建完了予定です。
古代と変わらないであろう静かで伸びやかな阿蘇の自然・景色の中、激烈な地震から懸命に修復中されている阿蘇神社と街の静かな佇まいとの対比は強く記憶しておこうと思いました。火山をご神体とする信仰の本質に少しだけ触れられたと感じた参拝となりました。
全国的に珍しい横参道。
楼門 現在修復中。
修復された拝殿。
その拝殿内部。
一の神殿（向かって左側にあります。） 神武天皇の孫神の健磐龍命が祀られています。
二の神殿。向かって右側にあります。阿蘇都比咩命 神武天皇の孫神の健磐龍命が祀られています。
左奥にみえるのが三の神殿。阿蘇初代国造で健磐龍命の息子国造速瓶玉神が祀られています。
御朱印です。
以下ウィキペデイアより抜粋
所在地 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
位置 北緯32度56分52秒 東経131度06分57.5秒座標: 北緯32度56分52秒 東経131度06分57.5秒
主祭神 健磐龍命
阿蘇都比咩命
ほか10柱
社格等 式内社（名神大1社、小1社）
肥後国一宮
旧官幣大社
別表神社
創建 （伝）第7代孝霊天皇9年
例祭 7月28日
メモ 202
