miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220417能登国一宮 氣多大社

能登国一宮氣多大社です。能登半島の付け根に位置する石川県羽咋市にあります。古くは敦賀の氣比神社から越後の彌彦神社までのエリアは「越」とよばれヤマト王権の勢力が及ばず、豪族がそれぞれの地域を支配し独自な文化を育んでいたと伝わります。主祭神 大己貴命。創建は8代孝元天皇の代。大己貴命が出雲から300余りの神を率いて大蛇・化鳥を退治し出雲と能登との海路を開いたと伝わる地に祀られたとの事。
本殿裏手の社叢は、「入らずの森」と呼ばれ、約10.000坪の常緑広葉樹の森林が神域となっております。森の中に奥宮が鎮座しており気多大社で最大の聖域となります。素盞鳴尊、奇稲田姫命が祀られています。気多神社の社叢は、神域「入らずの森」として神聖視されています。ヤマタノオロチを退治した素盞鳴尊、奇稲田姫命の気が満ちていると云われています。神官でさえ、年1回社叢内の奥宮の神事の為に目かくしをして通行すると云われています。奥宮は楊田神社(荒御魂神)の木の鳥居手前から遥拝します。「入らずの森」原生林は、国の天然記念物です。
北陸の大社として名高く、中央国家や歴代の加賀藩から崇敬されてきました。「利家とまつ」も祈願したとの事です。
「越」の海岸沿いには古層において独自な「氣多の神を祀る信仰」があり、羽咋の氣多大社を始め、七尾の氣多本宮・高岡の氣多神社・新潟の居田神社等、「氣多の神の宮」が多いエリアだと感じました。
海辺から、そして神社の「入らずの森」からの清冽な「気」を強く感じ、空気がとにかくおいしく、何度も深呼吸した参拝となりました
 
 
鳥居です。

 
神門です。国の重要文化財。安土桃山時代の造営

 
拝殿です。17世紀半ば江戸時代の造営です。国の重要文化財

 
本殿です。18世紀後半江戸時代の造営。国の重要文化財。向かって右手は同時期造営の白山神社が見えております。参拝時本殿が開門しておりました。

 
白山神社 本殿向かって右にあります。菊理姫命を祀っております。本殿と同様18世紀後半江戸時代の造営。国の重要文化財

 
若宮神社 本殿向かって左にあります。えびす様(事代主神)社殿は16世紀戦国時代造営。国の重要文化財。

 
本殿裏手の社叢は、「入らずの森」と呼ばれ、約10.000坪の森林が神域となっております。森の中に奥宮が鎮座しており気多大社で最大の聖域となります。素盞鳴尊、奇稲田姫命が祀られています。気多神社の社叢は、神域「入らずの森」として神聖視されています。神官でさえ、年1回社叢内の奥宮の神事の為に目かくしをして通行するのみといわれています。
奥宮は楊田神社(荒御魂神)の木の鳥居手前から遥拝します。「入らずの森」原生林は、国の天然記念物です。

 
御朱印です。

 
神社HPからのダウンロード写真。氣多大社提供写真。

 
神社HPからのダウンロード写真。氣多大社提供写真。

 
神社HPからのダウンロード写真。氣多大社提供写真。

 
神社HPからのダウンロード写真。氣多大社提供写真。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 石川県羽咋市寺家町ク1
位置 北緯36度55分33.63秒 東経136度46分2.79秒座標: 北緯36度55分33.63秒 東経136度46分2.79秒
主祭神 大己貴命
社格等 式内社(名神大)
能登国一宮
旧国幣大社
創建 (伝)第8代孝元天皇または第10代崇神天皇年間
本殿の様式 三間社両流造檜皮葺
別名 気多大神宮
例祭 4月3日


メモ 217