miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220417福井県福井市足羽(あすわ)神社

福井県福井市足羽(あすわ)神社です。皇統断絶を救った第26代継体天皇の勢力圏であった福井市足羽山に鎮座します。継体天皇は15代応神天皇の五世の子孫。近江から越前までを勢力圏としておりました。主祭神は継体天皇・大宮地之霊5座。創建は継体天皇時代で1500年余りの長い間深く信仰され、「越前祖神」と称される神社です。
天皇になる前は男大迹王(おおとのみこと)。沼地だった越前平野の治水工事を行った際、守護神として朝廷に祀られていた「大宮地之霊」(坐摩神)を男大迹王が勧請し、安全を祈願したのが神社の起源です。この足羽山の中腹にある神社から男大迹王は工事を一望していたと伝わります。越前から第26代天皇として旅立つ時、「末永く此の国の守神に成らん」と述べ自らの御霊をこの神社に鎮めていったと由緒書にあります。
神紋は太陽、月、北極星の文様を組み合わせた紋(三光の紋)。北極星は天皇の象徴、太陽と月は命と力の源を意味するといわれております。全国でも3社しかない紋との事です。
足羽山周辺には4-6世紀の多くの古墳が現存。山頂古墳は元は直径60mの円墳。図形の刻まれた石棺、三角縁神獣鏡が2面、埴輪が置かれていたことが明かになり、その重要性は高く評価されております。豪族の足羽氏の墳墓という説が有力です。その近くに継体天皇を模した巨大な石像が市内の工事を一望していたように建っております。はじめて継体天皇にお参りできたと感じた参拝となりました。
 
鳥居です。

 
手水舎です。

 
拝殿です。

 
境内にある樹齢370年のしだれ桜です。

 
神紋は太陽、月、北極星の文様を組み合わせた紋(三光の紋)。御朱印の左上にあります。北極星は天皇の象徴、太陽と月は命と力の源を意味するといわれている。全国でも3社しかない紋との事。

 
境内にある継体天皇御世系碑です。応神天皇から男大迹王までの系図が彫られています。

 
足羽神社由緒の案内板です。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 福井県福井市足羽上町108
位置 北緯36度03分30.1秒 東経136度12分33.2秒座標: 北緯36度03分30.1秒 東経136度12分33.2秒
主祭神 継体天皇・大宮地の霊5座
社格等 式内小社、旧県社
創建 伝継体天皇朝
本殿の様式 神明造
例祭 5月15日
主な神事 わくぐり祭(7月31日)


メモ 119