miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20210416岩代新一宮伊佐須美(いさすみ)神社 陸奥二宮

岩代国新一宮伊佐須美(いさすみ)神社です。陸奥国二宮でもあります。福島県大沼郡会津美里町に鎮座します。
主祭神は伊弉諾尊・伊弉冉尊そして四道将軍の1人で、北陸に派遣された皇族大毘古命と同じく四道将軍の1人として東海に派遣された皇族建沼河別命の四柱です。
第10代崇神天皇(3世紀後半)に国土平定のために派遣された四道将軍が全国に派遣。
この二人が会った場所だから地名が会津となったと伝わります。これにまつわり会津に創建された神社として知られております。会津盆地は800万年前ごろ日本海から阿賀野川沿いに延びる大きな入り江。山中に大きな平地があるのはそのためです。重要地としてヤマト王権の勢力がこのエリアで早くから拡大したと考えられています。創建は第29代欽明天皇時代の560年で創祀は第10代崇神天皇10年と伝わります。拝殿、本殿共2011年焼失し現在仮拝所になっております。大型の前方後円墳が建築されるなど、ヤマト王権の早い時期からの会津への勢力、影響力の強さを感じさせます。
ここから観光名所の会津西街道(会津若松と日光今市を結ぶ重要な道)大内宿は24km車で30分。1878年にイザベラ・バード(『日本奥地紀行』)が大内宿の美濃屋に宿泊したことがよく知られております。
 
楼門です。随神像が正面に見えます。
 
仮拝所 拝所、本殿2011年焼失しました。
 
薄墨桜 会津五桜の一つです。
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2ページにわたるユニークな御朱印
 
近くに大内宿があります
 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 福島県大沼郡会津美里町字宮林甲4377
位置 北緯37度27分24.39秒 東経139度50分26.45秒座標: 北緯37度27分24.39秒 東経139度50分26.45秒
主祭神 伊弉諾尊 伊弉冉尊 大毘古命 建沼河別命
社格等 式内社(名神大)
陸奥国二宮
旧国幣中社
別表神社
創建
(伝)第29代欽明天皇21年(560年)
(創祀は第10代崇神天皇10年)
札所等 会津六詣出
例祭 9月15日
主な神事 砂山祭(5月5日)
御田植祭(7月12日)
 
メモ 124