miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211005駿河国一宮富士山本宮浅間大社

 

駿河国一宮富士山本宮浅間(せんげん)大社です。静岡県富士宮市宮町に鎮座します。全国に1300以上ある浅間神社の総本社です。主祭神は木花之佐久夜毘売命 。ご神体は富士山です。創建は第11代垂仁天皇。7代孝霊天皇の代に富士山が大噴火しそれを憂いた垂仁天皇が富士山(=浅間神)を祀ったと伝わっております。
富士宮市に本宮。そして山頂に奥社が置かれており8合目以上は奥宮の境内で120万坪と広大です。本殿は寄棟造りの本殿の上に流造りの社殿が乗るという独特な浅間造りです。現在に残る本殿・拝殿・楼門は家康が造営したもので国の重要文化財です。
富士山の噴火が沈静化された室町時代より信仰登山が増え、その信仰は今も続いており現在でも30万人以上の方が登拝されています。
 
富士山の様な大きな鳥居です。富士宮市大きな市なのですが、街中でも静かな神社でした。そして土地柄なのか明るい!
 
慶長9年(1604)徳川家康が奉賽のために造営したもので、本殿・拝殿・舞殿・楼門等壮観を極めたものでしたが、寛永安政等の大地震で破壊したものもあり、当時の建物で現存するのは本殿・幣殿・拝殿・楼門のみです。
まず楼門は、間口4間、奥行2間半、高さ6間半2階入母屋造で、正面・左右脇に扉が付きます。楼門の左右には随身が安置してあり背銘に慶長19年(1614)の年号があります。楼門に掲げる扁額は聖護院入道盈仁親王の御筆で文政2年に制作されたものです。
 
拝殿です。幣殿・拝殿は本殿と同じく徳川家康公の寄造によるもの。
 
本殿です。二重の楼閣造で棟高45尺、浅間造りと称し其の構造は他に例がありません。1階は5間4面葺卸の宝殿造り、2階は間口3間奥行2間の流れ造りで共に桧皮葺です。明治40年5月27日古社寺保存法により特別保護建造物に指定され以後国宝又は重要文化財として特別の保護を受けてます。
富士山本宮浅間大社の浅間造は、建立を行った徳川家康の「富士山が正面にみえる位置でお供えをしたい」という意向を踏まえたものとされています。
 
東脇門を出ると平安朝の歌人平兼盛が「つかうべきかずにをとらん浅間なる御手洗川のそこにわく玉」と詠じた湧玉池があります。この池は富士山の雪解け水が何層にもなった溶岩の間を通り湧出するもので、特別天然記念物に指定されています。 清水の湧出する水源の岩上には朱塗優雅な水屋神社があります。富士山登山者はこの霊水に禊ぎをして登山する古くからの習わしがあります。
 
新東名の沼津のパーキングから伊豆半島・海をぱちり。浜松から沼津までは時速120km区間。気持ちのいいドライビング。若干静岡を小さく感じました。
 
手書きの御朱印です。
 
以下ウィキペデイアより抜粋
所在地
本宮:静岡県富士宮市宮町1-1
奥宮:富士山頂上位置
本宮:北緯35度13分38.66秒東経138度36分36.01秒
奥宮:北緯35度21分35.19秒東経138度43分52.38秒
 
主祭神
木花之佐久夜毘売命 (別称 : 浅間大神)
神体富士山(神体山)
 
社格等 式内社(名神大) 駿河国一宮 旧官幣大社別表神社
創建(伝)第11代垂仁天皇3年
本殿の様式 浅間造
例祭 本宮:11月3日-5日 奥宮:8月15日
主な神事 流鏑馬祭(5月4日-6日)
 
メモ 232