miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211112 尾張国三宮 熱田神宮

尾張国三宮 熱田神宮です。愛知県名古屋市熱田区神宮に鎮座します。宮中の四方拝で遥拝される一社です。主祭神 熱田大神。三種の神器の一つ草薙神剣を御霊代とする天照大神を祭神としております。相殿には、天照大神・素盞嗚尊・日本武尊・宮簀媛命・建稲種命(宮簀媛命の兄・尾張家日本武尊東征の際、副将軍)と草薙剣に縁のある神が祀られています。日本武尊の妻宮簀媛命(尾張家祖先)によって草薙剣を一族の祭場としていた熱田に祀ったのが113年と伝わっております。本宮は明治前半まで尾張造りでしたが、神明造りに改造されました。草薙の剣を祀る本殿を中心に、外玉垣、内玉垣、瑞垣がめぐらされています。
参道に熱田神宮千九百年の歴史パネルの一つに「中世・蓬莱伝説」がありました。熱田大神が楊貴妃となった伝説話が紹介されていました。
1945年(昭和20年)の終戦直後、進駐するアメリカ軍に奪われるおそれがあるとして神体である草薙剣を守るために飛騨一宮水無神社へ一時的に8月22日に陸軍によって遷されました。9月19日に熱田神宮に戻されたが、そのときにはすでに陸軍は解散していたため、神職が鉄道で移動したという経緯も初めて知りました。
大変重層的で深い歴史の神宮。これからも、何回も参拝しようと思います。
 
当日は七五三のお祝で多くの参拝客がおりました。正面南鳥居。ひつまぶしの蓬莱軒側から。駐車場入れるのに30分待ち。
 
鳥居から社殿までのアプローチはさすが熱田神宮です。
 
大楠の木。弘法大師の手植えで樹齢1000年以上と伝わる。
 
本宮は、明治26年までは尾張造りの社殿。三種の神器奉斎の社であることから伊勢の神宮とほぼ同様の社殿配置・規模の神明造りに改造された。一番奥に最も高く千木(ちぎ)・勝男木(かつおぎ)の見える社殿が「本殿」で、熱田大神はここに祀られている。
 
別宮八剣宮(べつぐうはっけんぐう)です。元明天皇和銅元年(708)9月9日に勅命により神剣をつくり、境内に社を建てて、祀ったことが創祀。建築様式をはじめ、年間の祭典・神事に至るまで全て本宮に準じて執り行われます。古来、武家の信仰が殊に篤く、天正3年織田信長は長篠に出兵の際社殿の修造を命じ、又慶長4年家康は拝殿・回廊・築地の修造を、貞享3年将軍綱吉は本殿の造替を行った等の記録が残っております。
 
上知我麻神社 左に事代主社、右に大国主社。商売繁盛・家内安全を願う(初えびす)、又知恵の文殊様として合格祈願の絵馬奉納など篤く信仰されております。祭神 乎止與命(おとよのみこと)この神社に伝わる「名氏子(なうじこ)」は特殊信仰として受け継がれている。新生児の名前をつける際、神託により一字を神様からいただくもので、その文字を元に名付けをされたお子様は、名氏子として、毎年11月15日、無事成育を感謝する名氏子祭が執り行われます。この命名(めいめい)祈祷は毎日受け付けております。
 
熱田大神が楊貴妃とは・・・ひつまぶしの名店蓬莱軒の由来も・・・勉強になります。
 
御朱印です。
 
休憩所で「宮きしめん」いただきました。おみくじ付き。大当たりで「宮まんじゅう」一個。みんな当たっていたので、素敵なサンプリング活動と感心しました。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
位置 北緯35度7分38.5秒 東経136度54分31.2秒座標: 北緯35度7分38.5秒 東経136度54分31.2秒
主祭神 熱田大神
神体 草薙神剣(草薙剣)
社格等 式内社(名神大)
尾張国三宮
旧官幣大社
勅祭社
別表神社
創建 (伝)仲哀天皇元年
   (伝)646年(大化2年)
本殿の様式 神明造
例祭 6月5日(熱田祭)
主な神事 歩射神事
御煤納神事
 
メモ 223