miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211111尾張国一宮真清田(ますみだ)神社

尾張国一宮真清田(ますみだ)神社です。愛知県一宮市真清田に鎮座します。主祭神は天照大神の孫の天火明命。創建は天火明命が尾張国のこの場所に鎮座されたのが神武天皇33年と伝わっております。また神社史では尾張氏が尾張エリアに進出した時期、第10代崇神天皇年間に神社が創祀されたと伝わっております。
国司として着任した大江匡衡の夫人赤染衛門がこの神社に祈願し奉った歌が有名です。赤染衛門は、道長の長女の藤原彰子に仕えており、紫式部・和泉式部・清少納言らとも親交があった平安時代中期を代表する女流歌人です。
この地域は、木曽川の灌漑用水による水田地帯として、清く澄んだ水によって水田を形成していたため、真清田(ますみだ)と名付けられたと伝わっております。
拝殿(前)祭文殿(中)、本殿(後)を回廊で繋いだ左右対称の建築様式で、尾張造と呼ばれるこの地方独特の建築様式の神社です。第2次世界大戦後の空襲からの社殿の復興の歴史に触れ、現在も信者の篤い信仰に支えられている神社だと感じた参拝となりました。

 

JR尾張一宮駅。駅ビルが立派で驚きました。

 

駅から5分 神社の鳥居です。

 

楼門です。昭和36年竣工

 

拝殿・本殿です。昭和32年10月竣工。同年11月1日に本殿遷座祭が斎行された。ご用材は名古屋営林局より払い下げの木曽檜が充てられている。御本殿内陣中陣の御扉や柱桁などは、特別に伊勢の神宮から下賜された古材を使用している。

 

古代に尾張地方を治めた尾張氏の奉斎に始まるとされ、尾張氏祖神の天火明命を祭神とする。伝えだと約2000年の歴史がある。

 

神水舎。明治11年10月25日、明治天皇が一宮を巡幸されご昼餐の際、この井戸水を御膳水として陛下に奉られた。

 

一宮は繊維の街。女工さんが多かったので今でもほかの地区と比べ女性比率が高いとの事。モーニングセットは1950年代、一宮市で、繊維の商談などで朝から集まった人々に、喫茶店がピーナッツやゆで玉子を出したのが始まりだと言われています。

 

御朱印です。

 

名古屋ではやはり手羽先とビール。静かに夜はふけていきました・・

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 愛知県一宮市真清田1-2-1
位置 北緯35度18分27.20秒 東経136度48分7.51秒座標: 北緯35度18分27.20秒 東経136度48分7.51秒
主祭神 天火明命
社格等 式内社(名神大)
尾張国一宮
旧国幣中社
別表神社
創建 (一伝)初代神武天皇33年
(一伝)第10代崇神天皇年間
本殿の様式 三間社流造
例祭 4月3日(桃花祭)
主な神事 太々神楽、駒牽神事(10月15日)
 
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