miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211113 愛知県瀬戸市・名古屋市守山区 尾張戸(おわりべ)神社

尾張戸(おわりべ)神社です。愛知県瀬戸市と名古屋市守山区に鎮座します。135年第13代成務天皇5年日本武尊の妻宮簀媛命(尾張氏出身)の勧請で東谷山に創建されたと伝わり「熱田の奥の院」と称されております。尾張氏祖神の天火明命・その長子の天香語山命・天火明命十二世孫の建稲種命(宮簀媛命の兄・尾張家日本武尊東征の際、副将軍)の三柱が祀られていおります。
頂きにある神社の周りに多数の古墳があります。
1.「尾張戸神社古墳」
尾張戸神社の本殿下にある円墳(4世紀前半)
2.「中社古墳」
境内社中社の社殿下にある前方後円墳(4世紀中ごろ)中社祭神は菊理媛命
3.「南社古墳」
境内社・南社の社殿下にある円墳(4世紀中ごろ) 南社祭神は伊奘諾尊
各々尾張氏一族の墓だと伝わります。東谷山(標高198m名古屋市最高峰)は古来より信仰を集めた霊山。その頂を中心に麓にかけ尾張地区最大規模の古墳群(志段味古墳群)となっております。
頂から尾張平野を眼下に見渡すと、その立地は中央高速道路、東名高速道路へのアクセスも抜群で、諏訪や越、東海道の国々にも行きやすい場所であり、尾張国は古来より重要な地点であったと強く感じられた参拝となりました。
 
参道入口。この右側に神社駐車場があります。
 
参道は25分登り続ける。ハイキング以上の辛さでした。
 
ようやく到着。空気の清冽感半端なし。
 
本殿 神明造 神明造は、出雲大社に代表される大社造や住吉大社に代表される住吉造と共に、もっとも古い神社建築様式とされる。神明造は奥行きより幅が大きく、高床式倉庫から発展し穀物の代わりに神宝を納めるように変化したと考えられている。
 
東側テラスより 瀬戸市街、三国山、猿投山が一望。
 
西側展望台 濃尾平野一望です。
 
古墳がこんなに高い場所。尾張平野を眼下に望む。合わせて中央高速道路、東名高速道路へのアクセスも抜群で、諏訪や越、東海道の国々にも行きやすい場所であります。

 
帰り御神威を感じる光が・・・と思ったら焚火の煙に差し込んでいたのでした。
 
下り登山でひざが、がくがく。あれ行きになかった鳥居がある。道間違えました。
 
駐車場のある入口まで25分。山の裾野をテクテク。いい散歩になりましたし、このエリアののんびりとした豊かさに触れることができました。尾張は歴史が奥深いです。現在自分のおすすめ神社NO1となりました。(2位は相模国三宮比々多神社)
 
御朱印です。
 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 愛知県瀬戸市十軒町845
愛知県名古屋市守山区大字志段味字東谷209
位置 北緯35度15分22.08秒 東経137度3分11.24秒座標: 北緯35度15分22.08秒 東経137度3分11.24秒
主祭神 天火明命
天香語山命
建稲種命
社格等 式内社(小)
旧郷社
創建 (伝)第13代成務天皇5年
本殿の様式 神明造
別名 熱田の奥の院・東谷明神・当国明神
例祭 10月15日
 
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