miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211216&1217三重県伊勢市伊勢神宮

三重県伊勢市伊勢神宮です。皇室の祖神の天照大神が祀られる最も格式の高い神社とされます。125社の宮社で構成。内宮創建については日本書記において11代垂仁天皇皇女ヤマトヒメが天照大神の鎮座地を求めて30年以上の旅の末に伊勢に創建されたと記されてます。鎮座地とされた背景には東方への影響力強化の為、海陸交通の要所であった伊勢にとも云われております。
外宮には雄略天皇の時に丹波国から食べ物を司る豊受大神がお迎えされたと伝わります。御饌殿では毎日朝夕に天照大神や神々に食物を供える祭事が行われております。
神宮では式年遷宮が行われ20年に一度建物だけでなく装束や調度品も一新されます。
今回2度目の参拝でしたが、志摩国一宮の伊雑宮等、別宮と合わせてお参りしていると、伊勢神宮は唯一神明造の本殿様式もあり「尊くそして特別だ」と強く感じた参拝となりました。
 
内宮 皇大神宮由緒書です。
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宇治橋 五十鈴川に架けられた木造の橋は神宮の表玄関です。長さは101m。両はしの鳥居は、両正宮の旧正殿棟持柱をリサイクルしています。
 
 
五十鈴川御手洗場 参拝する前に心身を清める場所。清流で有名な五十鈴川。
 
内宮 天照大神がお祭りされている。神鏡が納められている。
 
内宮の第一別宮の荒祭宮 です。天照大神の荒御魂をお祭りしています。内宮の神域内、御正宮の後方にあり、ご正宮に続いてお祭りが行われ、奉幣の儀では勅使も参向されます
荒御魂とは神の特別な働きをする状態、または神が現れた状態といわれています。
別宮とは、正宮についで尊いお宮のことで、所属の宮社のなかでも特に重んじられています。皇大神宮に10か所、豊受大神宮に4か所の別宮があります。
 
内宮別宮の風日祈宮です。
風を司る神・級長津彦命、級長戸辺命をお祭りするお宮で、内宮の神域内、風日祈宮橋の南にご鎮座されています。風の神をまつる別宮です。鎌倉時代の元冠の時、神風を吹かせて日本を守った神。

 
御稲御倉・瀧祭宮 伊勢神宮独特の神明造をまじかで見れる
 
内宮御朱印です。
 
外宮(豊受大神宮)の由緒書です。
 
外宮の鳥居です。
 
外宮の正宮です。豊受⼤御神。内宮と正殿とほぼ同じ形式。鰹木は9本。千木は垂直。社殿の配置が異なります。外宮御垣内の東北に位置する御饌殿では朝と夕の二度、天照大御神を始め相殿神及び別宮の神々に食事を供える日別朝夕大御饌祭が続けられています。
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外宮別宮の多賀宮です。豊受⼤御神の「荒御魂」をお祀りする、外宮第⼀の別宮。
多賀宮は、外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさ。ご祭神は、豊受大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」といい、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」という
 
別宮 風宮です。
内宮の風日祈宮と同様に、「神風」を吹かせた風雨の神を祀る別宮。ご祭神は、風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命
 
別宮の土宮です。
御祭神 大土乃御祖神 ⽔防に功績のある⼟地の神を祀り、唯一正面が東向きの別宮
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外宮 御朱印です。
 
⽉夜⾒宮です。豊受大神宮(外宮)別宮で御祭神は月夜見尊・月夜見尊荒御魂。天照大御神の弟神
外宮近くに鎮座する外宮の別宮、内宮の⽉読宮と同じ⽉の神を祀る。
月読宮は月読尊と荒御魂をそれぞれ別の社殿にお祀りしていますが、月夜見宮は、月夜見尊と月夜見尊荒御魂を一つの社殿に合わせてお祀りしています。
樹齢数百年の楠を始め、たくさんの木々に囲まれた神域は、市街地と思えない静かで穏やかな佇まいです。
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外宮の摂社で、月夜見尊荒御魂をおまつりしています。宮川の高河原といわれた土地の開拓の守設神です。
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⽉夜⾒宮の御朱印です。
 
 
翌日皇大神宮(内宮)別宮の伊雑宮に参りました。御祭神は天照大御神御魂。
志摩市磯部町に鎮座する内宮の別宮、漁師や海女の信仰も篤い「遙宮」です。伊雑宮は、「いぞうぐう」とも呼ばれます。古くから「遙宮」として崇敬を集め、地元の人々によって海の幸、山の幸の豊饒が祈られてきました。毎年6月24日(6月月次祭当日)に行われる御田植式は、とても雅な神事で、「磯部の御神田」の名で国の重要無形民俗文化財に指定され、日本三大御田植祭の一つとされます。
この神社は志摩国一宮ですので別でレポートします。
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伊雑宮の御朱印です。
 
伊勢うどんはセット。伊勢うどんの老舗のまめや。肉うどんに卵をトッピングしました。スゲーうまかったです。
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赤福のおしるこ。旅の疲れと空腹・寒さにしみるおいしさでした。
 
 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 内宮(皇大神宮):
三重県伊勢市宇治館町1番地
外宮(豊受大神宮):
三重県伊勢市豊川町279番地
位置 内宮:北緯34度27分18.00秒 東経136度43分30.63秒座標: 北緯34度27分18.00秒 東経136度43分30.63秒
外宮:北緯34度29分14.05秒 東経136度42分10.53秒
主祭神 内宮:天照坐皇大御神(天照大御神)
外宮:豊受大御神
社格等 式内社(大)
二十二社(上七社)
神宮(近代社格超越-対象外)
創建 内宮:垂仁天皇26年
外宮:雄略天皇22年
本殿の様式 唯一神明造
別名 伊勢神宮
札所等 神仏霊場巡拝の道特別参拝
主な神事 伊勢神宮の祭事を参照
 
伊雑宮
所在地    三重県志摩市磯部町上之郷374
位置    北緯34度22分49秒 東経136度48分32秒座標: 北緯34度22分49秒 東経136度48分32秒
主祭神    天照坐皇大御神御魂
社格等    式内社(大)論社
志摩国一宮
皇大神宮別宮
創建    804年以前
本殿の様式    神明造
例祭    本文参照
 
メモ 244