miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220416 越前國一宮氣比神宮

越前國一宮氣比(けひ)神宮です。福井県敦賀市に鎮座しております。創祀は上古、創建は仲哀天皇が国家安泰を祈願された西暦192年と云われております。
主祭神は伊奢沙別命(いざわわけ)。氣比大神・御食津大神と称されこの神宮特有の神様です。この敦賀で上古より祀られた在地神で、海洋族によって祀られた海神と考えられております。食物・海上交通を司り、この地に降臨したと伝わります。主祭神が食物神としての性格を持つのは、敦賀が海産物の朝貢の地であったことを反映しております。その降臨地は「土公」と呼ばれ、文武天皇の代702年に朝廷関係の神々を合祀した新しい社殿が建てられました際の旧古殿地です。神社隣の小学校の校庭の中にあり神籬の形態を留め、現在も聖地として非常に大切にされています。
敦賀空襲で神社社殿は全焼。大鳥居は奇跡的に戦火を免れ国の重要文化財です。日本三大大鳥居のひとつ(他春日大社・厳島神社)
境内摂社となる角鹿(つぬが)神社は「敦賀」の地名発祥地であると伝わります。神社伝承ではこの主祭神は都怒我阿羅斯等命で(つぬがあらしとのみこと)、『日本書紀』において垂仁天皇の時に渡来したと記されている任那国王子で、天皇は阿羅斯等に当地の統治を任じその政所跡に阿羅斯等を祀ったと伝わります。「敦賀」の地名は当地を「角鹿(つぬが)」と称したものと云われます。神宮の境内社では唯一戦災を免れております。
在地の神、異郷の神、朝廷関係の多くの神々が重なる神社。それだけ歴史・一族が交錯する北陸。何かしら征服した側が「祟り」を鎮魂したのではと「氣比神宮」「北陸道総鎮守」という名になんとなく感じた参拝となりました
 
 
大鳥居は奇跡的に空襲を免れ国の重要文化財。日本三大大鳥居。

 
中鳥居からの外拝殿です。

 
外拝殿です。

 
本殿です。

 
境内の土公拝所です。

 
降臨地は「土公」と呼ばれ、文武天皇の代702年に朝廷関係の神々を合祀した新しい社殿が建てられました際の旧古殿地であり、神社隣の小学校の校庭の中にあり神籬の形態を留め、現在も聖地として非常に大切にされています。

 
境内摂社となる角鹿(つぬが)神社は「敦賀」の地名発祥地であると伝わります。神社伝承ではこの主祭神は都怒我阿羅斯等命で『日本書紀』において垂仁天皇の時に渡来したと記されている任那国王子で、天皇は阿羅斯等に当地の統治を任じその政所跡に阿羅斯等を祀ったと伝わります。「敦賀」の地名は当地を「角鹿(つぬが)」と称したものと云われます。神宮の境内社では唯一戦災を免れております。

 
境内には多くの摂社・末社があります。

 
長命水

 
御朱印です。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 福井県敦賀市曙町11-68
位置 北緯35度39分17.85秒 東経136度4分28.92秒座標: 北緯35度39分17.85秒 東経136度4分28.92秒
主祭神 伊奢沙別命
社格等 式内社(名神大7座)
越前国一宮
旧官幣大社
別表神社
創建 (伝)第14代仲哀天皇8年(創祀は上古)
別名 笥飯宮・笥飯大神宮
例祭 9月4日
主な神事 御誓祭(3月6日)
御名易祭(3月8日)
御田植祭(6月15日)
牛腸祭(6月16日)
総参祭(7月22日)
気比の長祭(9月2日-15日)


メモ 185