miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230308奈良県北葛城郡河合町 廣瀬大社

 
奈良県北葛城郡河合町に鎮座する廣瀬大社です。式内社名神大社・二十二社の一つです。曽我川・大和川・飛鳥川など奈良盆地内を流れる河川のほとんどが合流地点にあります。主祭神は若宇加能売命(わかうかのうめ)で実りを与える水の神様とされます。社伝では伊勢神宮外宮の神の豊宇気比売大神、伏見稲荷大社の宇加之御魂神と同神とされます。創建は第10代崇神天皇9年と伝わります。水足地という沼地が一夜にて橘の林となる奇跡があり崇神天皇が祀らせたと伝わります。相殿神は櫛玉命(くしたまのみことです)と穂雷命(ほのいかづちのみこと)。社伝では櫛玉命は饒速日命とされ、社家の樋口氏は饒速日命を祖神とする物部氏の末裔であり、社家の邸宅内には饒速日命を祀る境外末社の饒速日命社があります。
684年には天武天皇が同社に行幸すると史書にあり、ヤマト王権から重視されていた様子がうかがえます。龍田の風神を祀る近くにある龍田大社と一対の信仰とされ現在も二社祀りの信仰が続きいております。
水の廣瀬大社・風の龍田大社の両社を祀る事で古代から風水を調和し国家安泰・豊作を実現したいという信仰が続いている。素朴な大和の古社だと感じた参拝となりました。
 
大鳥居です。

 
アプローチの長い静かな参道でした。鳥の鳴き声もして清冽な空気感です。本殿までは、歩くと5分程。車ではなく歩くことをおすすめします。鎮守の森を実感できます。

 
本殿への参道中ほどの左側に太鼓橋がありました。神社に沿って流れる不毛田川で大和川水系の1級河川。

 
境内の鳥居です。

 
拝殿 です。 明治時代再建されました。

 
春日造の本殿です。1711年再建。

 
御朱印です。水神とあります。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 奈良県北葛城郡河合町大字川合99
位置 北緯34度35分29.6秒 東経135度44分54.2秒座標: 北緯34度35分29.6秒 東経135度44分54.2秒
主祭神 若宇加能売命
社格等 式内社(名神大)
二十二社(中七社)
旧官幣大社
別表神社
創建 伝・第10代崇神天皇9年
本殿の様式 春日造
札所等 神仏霊場巡拝の道第31番(奈良第18番)
例祭 4月4日
主な神事 砂かけ祭り(御田植祭)・2月11日
 
メモ 161