miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211222伊勢国一宮椿大神社

伊勢国一宮椿大神社です。三重県鈴鹿市山本町に鎮座します。
鈴鹿山系の入道ヶ嶽(高山)をご神体とし、主祭神は猿田彦大神。相殿に瓊々杵尊、その母栲幡千々姫命を、配祀に猿田彦大神の妻神天之鈿女命、そして木花咲耶姫命が祀られています。創始は紀元前3年垂仁天皇27年、倭姫命に下った神託により、国の基礎を創った神として猿田彦大神の墳墓の近くに「道別大神の社」として社殿が造営されたと伝わります。仁徳天皇の御霊夢により「椿」の字をもって社名とし、現在に及んでいるとの事。境内に前方後円墳がありその前に猿田彦大神の像がありました。天之鈿女命を主祭神として祀る別宮「椿岸神社」もあり芸術・夫婦円満・縁結びの神様として祀られております。参拝時にタイミングよく椿岸神社本殿前で神前結婚式が行われていました。
平野から急に切り立つ鈴鹿の山々の空気の清冽感と、年末にも関わらず本当に参拝者が多かったのが印象的でした。三重県では伊勢神宮・二見興玉神社についでの参拝者数だそうです。「三関」の一つ鈴鹿の関が近くにあり、関は奈良そして途中曲がれば琵琶湖に抜けるところにありました。みちびきの神猿田彦大神と「道別大神の社」椿大神社が鎮座するのはやはり古代の交通・軍事上の要衝(道路)なんだなとふっと感じた参拝となりました。
 
参道入口に建つ社号標

 
鳥居

 
参道の中ほどにある前方後円墳 猿田彦大神の御陵と伝えられています。この御陵を神代より守り続けているのは大神直系の神主山本家

 
本殿は、神明造りです。

 
「みちびきの神」猿田彦大神と妻神「芸能祖神」天之鈿女命

 
別宮 椿岸神社 扁額に鈿女本宮とあります。

 
椿岸神社本殿 猿田彦大神の妻神の天之鈿女命を主神として祀る椿岸神社。芸道の祖神。

 
椿大神社由緒書

 
別宮 椿岸神社由緒書

 
椿大神社御朱印

 
別宮 椿岸神社御朱印

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 三重県鈴鹿市山本町字御旅1871
位置 北緯34度57分52秒 東経136度27分06秒座標: 北緯34度57分52秒 東経136度27分06秒
主祭神 猿田彦大神
社格等 式内社(小)
伊勢国一宮
旧県社
別表神社
創建 (伝)垂仁天皇27年
別名 猿田彦大本宮
例祭 10月11日


メモ 372