miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211220和歌山県東牟婁郡潮御崎(しおのみさき)神社

和歌山県東牟婁郡の潮御崎(しおのみさき)神社です。東牟婁郡串本町潮岬2878番地に鎮座します。
創建は12代景行天皇が断崖下の海辺にある祠「静之窟」に少彦名命を勧請したのが始まりと伝わります。後現在地の「静之峰」に遷座し、1869年に社殿が改装され現在に至っております。日本最南端の潮岬の洋上灯台の森の中にあります。社領禁足地には巨石の遺跡があり古代から太陽祭祀と関係深い地との事。主祭神の少彦名命は海の彼方から来訪し大国主命と一緒に国造りを行った小さな神様。この神社の崎から海の彼方へ帰ったと伝えられます。
紀伊半島沖は黒潮が流れ、古代から物・情報の交流地となっておりました。神社がある潮岬の東エリアには「出雲」という地名があり、出雲神話において大国主命と少彦名命が国造りの際に石窟を仮住まいとしたという「静之窟」(島根県太田市)という場所があったり(ウィキペディア)、古代においてこの地と出雲との間に関わりがあったのかなと感じた参拝となりました。
 
 
潮岬の灯台から見た潮御崎神社です。本州最南端。灯台より先に鎮座していた神社となります

 
社殿 拝殿と本殿が一体化しております。

 
潮御崎神社の扁額の奥に主祭神の少彦名命の扁額が見えます。

 
少彦名命はこの地から海の彼方へ帰ったと伝えられます。紀伊半島沖は黒潮が流れ、古代から文物の交流地となっております。

 
参道入口に建つ社号標

 
「みさきみち」と呼ばれる参道。

 
石垣に囲まれた境内。四方を囲っている姿は独特でそれだけ風が強いのかなと感じました。

 
御朱印です。書置きプリントで少しさびしいです。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


潮御崎神社 しおのみさきじんじゃ
649-3502 東牟婁郡串本町潮岬2878番地
祭神 (主祭神)少彦名命 (配祀神)金山彦命 高皇産霊神 天照大神 大国主命 猿田彦命
境内社 金刀比羅神社 鎮守神社 大神社 大己貴神社 猿田彦神社
例祭日 10月18日
特殊神事 御弓式(1月2日)
指定文化財 棟札(本殿屋根葺替 文禄2年〈1593〉年) 玉石(伝花山法皇御奉納) 歌(1首 伝花山法皇) 歌(1首 伝白河天皇)
潮御崎神社棟札(町指定) 潮御崎神社御弓式(町指定)
主な建造物 本殿(春日造 36,4㎡) 社殿(本殿を被い拝殿と一体 92,6㎡) 社務所(33,1㎡) 鳥居(明神鳥居)

 

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