miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220104埼玉県さいたま市 中山神社(中氷川神社)一宮関連社

中山神社です。埼玉県さいたま市見沼区に鎮座します。氷川三社の一つ中山神社です。氷川神社・氷川女体神社には昨年参拝していたのですが、何か気になっていたので今回この神社を新年最初に参拝しました。中氷川神社ともよばれ、武蔵国一宮の氷川神社(大宮区)・氷川女体神社(緑区)とともに一体の氷川神社を形成していたと云われます。鳥居の扁額には「氷川神社」とあります。創建は紀元前96年(崇神天皇2年)と伝えられています。
見沼を挟んで氷川神社と氷川女体神社の直線上の中間に位置し、夏至に西北西の氷川神社に太陽が沈み、冬至には東南東の氷川女体神社から昇るとの事。稲作で重要な暦を把握する位置にある。(レイライン)。この氷川三社の神社付近には昔、「見沼」という巨大な沼があり、その沼の神霊を、沿岸にある氷川神社、氷川女體神社(称一宮)、中山神社が祀っていたのではと云われております。
主祭神は出雲系の大己貴命(子)。氷川神社は須佐之男命(夫)、女体神社は奇稲田姫命(妻)と親子の関係。出雲族が武蔵国造となりお祀りした事に由来していると云われます。またこの神社には摂社「荒頸(アラハバキ)社」がありました。氷川神社摂社「門客人神社」との関連を感じさせます。
中山神社に参り、見沼の神、縄文アラハバキの神様、出雲の神様と古代からの信仰が積み重なる氷川神社の深層に深く触れた気がした参拝となりました。
 
由緒書です。
 
二の鳥居 扁額に氷川神社とあります。
 
拝殿 扁額には中山神社とあります。100種類以上もある御朱印。
 
本殿です。
 
旧社殿 初期型社殿の「見世棚造(みせだなづくり)」から、「流造り(ながれづくり)」への過渡期としての特徴を持っている。県の指定有形文化財。
 
摂社の稲荷神社
 
「八社合祀殿」には、神明社・飯成社・淡嶋等の八社が祀られています。
 
摂社の荒脛 (あらはばき)神社
 
帰りの参道
 
中山神社の御朱印です。氷川簸子神社で頂きました。
 
摂社の荒脛 (あらはばき)神社の御朱印も頂きました。
 
以下ウィキペデイアから抜粋
 
所在地 埼玉県さいたま市見沼区中川145-65
位置 北緯35度54分00.48秒 東経139度39分50.16秒座標: 北緯35度54分00.48秒 東経139度39分50.16秒
主祭神 大己貴命
社格等 旧村社
創建 (伝)紀元前96年
本殿の様式 流造
別名 中氷川神社・氷王子社・簸王子社
例祭 12月8日(鎮火祭)
 
メモ 283