miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220731播磨国一宮伊和(いわ)神社

播磨国一宮伊和(いわ)神社です。兵庫県宍粟(しそう)市一宮町に鎮座します。姫路から揖保川に沿って山の中に進む国道29号線(因幡街道)沿いにあります。29号線を先に進むと因幡の国となり、古代からの交通の要衝にあります。播磨は塩と鉄を持つ国で揖保川を交通路に南北の交通が盛んな国。縄文時代の遺跡も多く、昔から開けたエリアとの事。主祭神は大己貴神で創祀は144年と社の由来書にあります。
『播磨国風土記』の記載によると、播磨国の神である「伊和大神」と「葦原志許乎命」(大己貴神の別称)は同神とみなせるとあります。伊和大神が国造りを終わったと言ったところが伊和(おわ、いわ)の名の由来となったと伝わります。社殿が北向きに造営されています。大己貴神から「我を祀れ」との神託があり、一夜にして木々が生えて聖域となり、大きな白鶴2羽が石の上で北向きに眠っているのを見て、土地の豪族が北向きに造営したと伝わります。1万6千坪にも及ぶ広大な森林の中にあり、鬱蒼とした木々に囲まれています。(一方「伊和大神」と「大己貴神」は同神ではない説も存在しております。)
「出雲・山陰の部族がこのエリアを行き来し、彼らの部族の祖神を祀った。社殿が北向きに向いているのは、北から来た祭神を祀ったから」。出雲の信仰の影響について丹波国一宮の出雲大神宮と似た印象を持った参拝となりました。
 
境内の入口です。鳥居がありませんでした。東向きになっています。

 
境内の鳥居です。両部鳥居です。

 
北随神門です。

 
夫婦杉です。

 
拝殿・幣殿・本殿です。北向きに作られています。

 
拝殿です。

 
本殿です。

 
本殿裏にある鶴石です。創祀伝説を伝えます。降臨石とも呼ばれています。

 
御朱印です。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 兵庫県宍粟市一宮町須行名407
位置 北緯35度05分15.1秒 東経134度35分11.3秒座標: 北緯35度05分15.1秒 東経134度35分11.3秒
主祭神 大己貴神
社格等 式内社(名神大)
播磨国一宮
旧国幣中社
別表神社
創建 (伝)成務天皇14年
本殿の様式 入母屋造
例祭 10月15日


メモ 179