近江国三宮(諸説あり)の多賀大社です。滋賀県犬上郡多賀町多賀に鎮座します。主祭神は伊邪那岐命と伊邪那美命の二柱。国土を創造した後、琵琶湖を西に臨む杉坂山にご降臨し、多賀の霊地に永久に鎮座になったと古事記にあります。創建は上古と伝わります。伊勢神宮御祭神の天照大神の親神様にあたることから「お伊勢参らばお多賀へ参れ。お伊勢はお多賀の子でござる」という里謡が良く知られています。延命長寿の神様と知られ、太閤秀吉の母大政所の病気平癒祈願で治癒を喜んだ秀吉は米一万石を寄進してります。鳥居先にある太閤橋・境内にある庭園はその奉納で建造されたと伝えられます。多くの信仰を集め、鎌倉時代から江戸時代にかけては、武家や民衆にも信仰が広まり、多賀大社の分祀社は全国239社を数えます。現在でも年間約170万人の参拝者を迎えています。
参拝した時は2日後に行われる万灯祭の準備の最終段階で、境内に目を見張るほどの提灯が飾られていました。8月3日の薄暮に、ご祭神降臨の地の杉坂山で浄火が古式により切り出され多賀大社に運ばれると、1万灯を超える提灯に明かりが灯されるとの事。万灯祭は私共の祖先の御霊をお護りくださる伊邪那美命に感謝を捧げるお祭りで、湖国の夏の風物詩としても有名です。次回の参拝は灯された1万灯を超える提灯の境内の中で参拝したいと思いました。
参拝した時は2日後に行われる万灯祭の準備の最終段階で、境内に目を見張るほどの提灯が飾られていました。8月3日の薄暮に、ご祭神降臨の地の杉坂山で浄火が古式により切り出され多賀大社に運ばれると、1万灯を超える提灯に明かりが灯されるとの事。万灯祭は私共の祖先の御霊をお護りくださる伊邪那美命に感謝を捧げるお祭りで、湖国の夏の風物詩としても有名です。次回の参拝は灯された1万灯を超える提灯の境内の中で参拝したいと思いました。
鳥居です。2日後から行われる万灯祭の準備の最後の追い込みでの参拝となりました。境内は提灯がで一杯です。万灯祭の提灯、太閤橋の先に隋神門の屋根が見えています。
提灯に圧倒され確認忘れました。
太閤橋(そり橋)です。右手に見える屋根が隋神門です。
隋神門をくぐった先は境内いっぱいの提灯でした。
社殿前を覆うように提灯が並びます。
境内右手にある能楽殿です。
拝殿です。複雑な屋根です。
拝殿内部です。見えにくいですが拝殿奥の右の柱にお多賀しゃくし(大きなしゃもじ)が立っております。無病息災の縁起物として有名。
拝殿から本殿に向かって右・左に回廊が伸びています。
拝殿から本殿への回廊内部です。左に少し見えるのが本堂です。
手水舎です。
万灯祭の案内板です。毎年8月3日~5日の3日間で行われます。自分の参拝は1日夕方でした。
いつもの境内が分かりにくかったので境内案内図を撮影しました。
御朱印です。
以下ウィキペデイアより抜粋
所在地 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
位置 北緯35度13分32秒 東経136度17分28秒座標: 北緯35度13分32秒 東経136度17分28秒
主祭神 伊邪那岐命
伊邪那美命
社格等 式内社(小)
旧官幣大社
別表神社
創建 伝・上古
本殿の様式 三間社流造
札所等 神仏霊場巡拝の道第133番(滋賀第1番)
例祭 4月22日
メモ 152