武蔵国一宮と称される氷川女體(にょたい)神社です。埼玉県さいたま市緑区宮本に鎮座します。主祭神は奇稲田姫命です。創建は出雲大社から勧請して崇神天皇年間と伝わります。大宮の氷川神社(主祭神:須佐之男命)を男体社とし、それに対し当社は女体社にあたります。
元の見沼付近に位置する当社と氷川神社、中山神社は直線上にあります。。太陽は夏至に西北西の氷川神社に沈み、冬至には東南東の氷川女体神社から昇るという配置になっております。稲作で重要な暦を正確に把握するための意図的な配置となっていると云われます。三社で一体の氷川神社を形成して見沼を神池「御沼」として広大な神域を有していたと伝わります。尚、見沼は江戸時代に干拓されました。元々、氷川女体神社の重要祭祀が見沼で行われていた場所が神社から近くの「磐船祭祭祀遺跡」があります。
江戸時代に橘三喜がここから巡拝を始めたという一の宮巡り発祥の地。それらのことから現在は、氷川神社と共に「全国一の宮会」に加盟している。自分も全国一の宮巡りを完遂しようと誓った参拝となりました。
鳥居です。
拝殿です。武蔵国一宮の扁額が掲げられている。
本殿です。全景をパチリをしやすい。
本殿の千木が地面に対して水平(内削ぎ)。女神主祭神だからか?
それと比較して男の主祭神スサノウの氷川神社は本殿の千木が地面に対して垂直に切られている(外削ぎ)
磐船祭祭祀遺跡です。
書置きの御朱印です。
以下ウィキペデイアから抜粋
所在地 埼玉県さいたま市緑区宮本2丁目17-1
位置 北緯35度53分13秒 東経139度41分37.6秒座標: 北緯35度53分13秒 東経139度41分37.6秒
主祭神 奇稲田姫命
社格等 (称)武蔵国一宮
旧郷社
創建 崇神天皇年間
本殿の様式 三間社流造
別名 氷川女体神社
例祭 10月8日
メモ 283