miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20211218和歌山県新宮市熊野速玉大社・20211219摂社神倉神社

熊野速玉大社(新宮)そしてその離れ地境内にある摂社・元宮の神倉神社です。両社とも熊野川の河口となる和歌山県新宮市の神社です。
主祭神は速玉大社は熊野速玉大神と熊野夫須美大神(この大社では伊弉諾命・伊邪那美命)、神倉神社は天照大神、高倉下命(神武天皇に霊剣布都御魂を渡した)両社共創建は景行天皇58年(AC128年)と伝わります。
神倉神社には本殿はなく山の中腹にあるゴトビキ岩(高さ12m幅10m)が磐座。原始の磐座信仰を今に伝えております。その岩に熊野三山の主神が降り立ちます。その神を迎い入れ宮殿としたのが速玉大社。そのことによりゴトビキ岩の神倉山を「元宮」、速玉大社を「新宮」と呼ばれるようになったとの事。また紀伊半島から大和を目指した神武天皇は「天の磐盾(いわたて)」に登ったと日本書記に記されており、それは標高120mの神倉山の中腹のゴトビキ岩だと云われております。ゴトビキは熊野の方言でヒキガエルの事。源頼朝が寄進したと伝わる538段の急坂の石段(熊野古道中の古道)を登り、山中の巨石を拝みました。ゴトビキ岩の持つ神威を強く感じました。また岩からの新宮市内、熊野の海の景色に、神武天皇も見たこの景色を・・と考えると強く感じるものがありました。
熊野三山の神々が降り立った最初の地が「新宮」で、熊野信仰の原点の神社にお参りできたと感じた参拝となりました。
 
神倉神社 熊野速玉大社の元社です。

 
神倉神社 由緒書です。

 
神倉神社 源頼朝が寄進した538段石坂。急坂。

 
神倉神社 途中からのぼりが少し楽になります。熊野古道の中の「古道」と呼ばれています。

 
神倉神社 中腹にあるゴトビキ岩。熊野三山の主神が降り立ち、また紀州から大和に入る際に神武天皇が登ったと言われる「天の磐盾(いわたて)」がこの岩です。

 
ゴトビキ岩の前から新宮市内、熊野灘を一望。神武天皇もこの景色を・・と考えると強く感じるものがありました。

 
神倉神社の御朱印です。速玉大社で頂戴できます。
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熊野速玉大社 ゴトビキ岩に降り立った熊野三山の主神を宮殿にて祀った。新宮と呼ばれております。

 

熊野速玉大社 由緒書

 
熊野速玉大社 神門 

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熊野速玉大社 朱色で壮麗な本殿 

 

速玉大社の御朱印です。

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以下ウィキペデイアより抜粋

「神倉神社」
所在地    和歌山県新宮市神倉1-13-8
位置    北緯33度43分20.1秒 東経135度58分58.2秒座標: 北緯33度43分20.1秒 東経135度58分58.2秒
主祭神    天照大神、高倉下命
社格等    村社
創建    128年(景行天皇58年)
例祭    2月6日(御燈祭)

 

「熊野速玉大社」
所在地    和歌山県新宮市新宮1
位置    北緯33度43分55.8秒 東経135度59分0.7秒座標: 北緯33度43分55.8秒 東経135度59分0.7秒
主祭神    熊野速玉大神
熊野夫須美大神
社格等    式内社(大)
旧官幣大社
別表神社
創建    伝・景行天皇58年
札所等    神仏霊場巡拝の道第1番(和歌山第1番)
例祭    10月15 - 16日(熊野速玉祭)

 

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