miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20220728丹波国一宮出雲大神宮

丹波国一宮出雲大神宮です。京都府亀岡市の御蔭山(みかげやま)山麓に鎮座されます。
1万年前の古代より「御影山」を神体山として、また山中の磐座を祀る信仰があり、崇神天皇が丹波地域を平定したおりに再興したと伝わります。山の中腹に国常立尊が鎮まる磐座があります。主祭神は「大国主神」と、国譲りの際に父高皇産霊尊后のすすめで后となった「三穂津姫尊」。保津川の名前の由来の姫です。
社殿は709年に創建され、後の足利尊氏らによって再興されました。国の重要文化財に指定されています。
本殿裏に成務天皇の五世紀~六世紀前の前方後円墳があり古くから御蔭山を神体として祀る氏族がいたと感じさせます。
丹波はヤマト王権にとっては大陸への表玄関。入口でもあり違う世界への出口の位置にあります。この丹波国になぜ「出雲」を称する宮が祀られているのか、のどかな田園の神社だからこそ、幾重にも重なる出雲の信仰の神秘に触れる旅がいよいよ始まったと感じた参拝となりました。
 
黒太夫社です。下ノ社と呼ばれております。西鳥居を出たところにあります。黒太夫社は当地の氏子・祖先神を祀ると伝わります。本殿の参拝前に黒太夫社に参拝するのが正しい順番だそうです。
祭神は大山祇神と猿田毘古神です。

 
神体山 御影山。太古より人々に崇められてきた。国常立尊が鎮まる聖域です。古来より参道以外今まで禁足の地。であります。
又御陰山は元々国常立尊のお鎮まりになられる聖地と伝えられています。

 
正面大鳥居です。千年宮鳥居と呼ばれています。

 
社号標石碑です。

 
境内の鳥居から拝殿・本殿を見ております。

 
拝殿です。神楽も舞われます。

 
案内板です。
皇祖より一万年以前から大八州國國祖神社(おおやしまのくにのおやの神社)と呼ばれています。神体山御影山は国常立尊の神域で出雲姫久しく奉仕。出雲姫は三穂津姫御命とおくり名されたとあります。

 
本殿入口です。

 
本殿です。和銅2年709年に建立。1345年に足利尊氏が修造しました。国の重要文化財

 
真名井の水 大変おいしく健康に良いお水との事です。

 
本殿裏にある神様宿る磐座です。御蔭山中腹の国常立尊の磐座とは別のものです。

 
本殿裏にある前方後円墳。推定は成務天皇代の五世紀~六世紀前のもの。

 
本殿裏の杜の中にある「上の社」。ご祭神は素戔嗚尊、奇稲田姫命です。

 
国常立尊が鎮座されている御影山=神奈備山の磐座への参道。今回は暑さの為、見送りました。

 
一の鳥居の前にある「しあわせ、なでうさぎ」

 
御朱印です。

 

以下ウィキペデイアより抜粋


所在地 京都府亀岡市千歳町千歳出雲無番地
位置 北緯35度3分33.86秒 東経135度34分42.28秒座標: 北緯35度3分33.86秒 東経135度34分42.28秒
主祭神 大国主神
三穂津姫尊
神体 御蔭山(神体山)
社格等 式内社(名神大)
丹波国一宮
旧国幣中社
本殿の様式 三間社流造
別名 元出雲・千年宮
例祭 10月21日
主な神事 粥占祭(1月15日)
鎮花祭(4月18日)


メモ 181