20211112覚王山日秦寺（愛知県名古屋市千種区）

覚王山日秦寺です。愛知県名古屋市千種区にあります。日本に現存する仏舎利（入滅した釈迦が荼毘に付された際の遺骨）の内、考古学的な裏付けがされている仏舎利が納められている寺として有名です。この遺骨は世界中の考古学者の検証に基づき釈迦の八つの埋葬地とされた一つ、インドの荘園から発掘されました。釈迦の実在が確認されたことに世紀の発見とされました。その遺骨がタイ王室に贈られ、のちに明治時代に日本国にも下賜されたと云われます。合わせて1000年の歴史を有するタイ国宝の金剛釈迦如来像も贈られたことから寺名が「日秦寺」と名付けられました。創建は明治37年。日本全国各地で誘致合戦が繰り広げられた中、ここ田村村の村長が無償で土地を提供した事で現在の土地名古屋市千種区に安置されました。境内の広さは、創建時は約10万坪。現在は約4万坪になりましたが広大な境内です。
真骨が祀られていることから特別な仏教徒共有の聖地として、特定の宗派に属していない超宗派の単立寺院となります。考古学的な裏付けがされている仏舎利が納められ、超宗派で運営されているこのお寺に多くの方に参拝して頂きたいと感じた機会となりました。

名古屋市千種区住宅地の真ん中にあります。

山門です。1986年建立されました。

鐘楼です。

1997年建立。高さ30メートル。瑠璃光寺（山口県）をモデルに製作されたそうです。

1984年（昭和59年）に落成。内部中央には1900年（明治33年）に真舎利と共にタイ政府より贈られたタイ国宝釈迦金銅如来像が本尊として安置されております。

駐車場広い。毎月21日に、境内と約600メートルの参道に日用雑貨、生鮮食品、外食の屋台が100店ほど出店して、多くの人で賑わうとの事です。

御朱印です。

以下ウィキペデイアより抜粋

所在地愛知県名古屋市千種区法王町1-1
位置北緯35度10分17.6秒東経136度57分18.67秒座標: 北緯35度10分17.6秒東経136度57分18.67秒
山号覚王山
宗派超宗派
本尊釈迦金銅仏
創建年明治37年（1904年）
札所等大名古屋十二支恵当寺寅年本尊札所
文化財鳳凰台（名古屋市指定）

メモ　178