miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230309 大阪府大阪市天王寺区 四天王寺

 
四天王寺です。大阪市天王寺区にあります。物部氏との戦いに勝利した聖徳太子が最初に建立した官寺と云われ593年に建立と日本書記にあります。1400年以上燈火を絶やさなかった古刹中の古刹としていられます。中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並び、それを回廊が取り囲む伽藍の中にいると飛鳥時代にタイムワープした思いがしました。
日本仏教の祖とされる「聖徳太子建立の寺」である事から、仏法興隆に聖地とされ、空海、最澄、法然、親鸞、一遍などの各宗派の祖師が参詣・修行をしたと伝わります。官寺ということで、天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗・時宗の僧侶が共に集まり、各々八宗について学び法要する八宗兼学の場とされます。
寛容性を大事にする仏教の教えを飛鳥の時代から今に伝える古刹だと感じた参拝となりました。
 
 
石鳥居です。元は木造。1294年現在の石造となりました。 聖地結界の四門として置かれています。山形市の八幡神社に石鳥居に次ぐ古さです。国の重要文化財です。
日本三大鳥居のひとつ(他 宮島厳島神社大鳥居・吉野金峯寺の銅鳥居)

 
西大門 石鳥居からこの西大門のエリアは浄土信仰の中心地。信者の信仰の篤いエリア。

 
中門です。中心伽藍の南端です。中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並び、それを回廊が取り囲む四天王寺式の伽藍配置が特徴です。仁王像の大きさはは東大寺に次いで2番目。
奥で高く見えるのが五重塔。

 
中心伽藍内部です。左から中門(見えていません)、五重塔、金堂、講堂が一直線に並んでいるのがわかります。伽藍配置を見ると飛鳥時代にワープする思いです。



 
五重塔です。聖徳太子創建の時、、塔の礎石心柱の中に仏舎利六粒と聖徳太子自らの髻髪六毛が納められ伝わります。「六道利救の塔」と呼ばれています。昭和34年再建。

 
金堂です。聖徳太子のご本地仏である救世観音がお祀りされています。四方を四天王が守護する配置となっております。

 
中心伽藍内部の一番奥にあるのが講堂です。玄奘三蔵の事績の壁画があります。

 
 
中心伽藍を取り巻く回廊です。

 
手前が太子殿。奥が太子殿奥殿。聖徳太子をお祀りしているお堂で、太子信仰の中心地です。

 
 
六時礼讃堂です。境内中央に位置します。、昼夜にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂の名。国の重要文化財です。

 
石舞台です。亀の池の上に架かっている石橋に組まれた舞台です。

 
御朱印です。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目11-18
位置 北緯34度39分14.04秒 東経135度30分59.22秒座標: 北緯34度39分14.04秒 東経135度30分59.22秒
山号 荒陵山(あらはかさん、こうりょうざん)
宗旨 天台宗
宗派 和宗
寺格 総本山
本尊 救世観音
創建年 推古天皇元年(593年)
(『日本書紀』による)
開基 聖徳太子
正式名 荒陵山金光明四天王大護國寺
別称 荒陵寺
難波大寺
御津寺(みとでら)
堀江寺
札所等 新西国三十三箇所第1番
西国三十三所番外霊場
西国薬師四十九霊場第16番
近畿三十六不動尊霊場第1番
摂津国八十八箇所第25番
摂津国三十三ヶ所第33番
おおさか十三仏霊場第4番
大阪七福神(布袋尊)
河内飛鳥古寺霊場第1番
なにわ七幸めぐり
大坂三十三所観音めぐり第20番 - 24番
聖徳太子霊跡第1番
法然上人二十五霊場第6番
西山国師遺跡霊場客番札所
四国八十八箇所番外霊場
役行者めぐり
神仏霊場巡拝の道第43番(大阪第2番)
文化財 紙本著色扇面法華経冊子5帖、七星剣、四天王寺縁起ほか(国宝)
六時堂、元三大師堂、絹本著色両界曼荼羅図ほか(重要文化財)
 
メモ 135