miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230310奈良県高市郡明日香村 飛鳥寺

飛鳥寺です。奈良県高市郡明日香村にあります。開基は蘇我馬子で創建は6世紀末。百済の博士・工人により寺が建造されました。四天王寺と並ぶ日本最古の寺院とされます。本尊の飛鳥大仏も確認できる最古の仏像と云われ609年開眼供養されました。最古の仏像は善光寺の一光三尊阿弥陀如来とされますが秘仏の為、学術的に確認できないとされます。飛鳥大仏は中世火災に遭い、作り直されたとされてきましたが、近世調査で多くの部分が建造時のものと分かり国の重要文化財から今後国宝指定の有力候補であるとの事です。飛鳥大仏は創建当時から石造台座の上に安置され台座自体も創建時から動いていないことが調査によって明らかなりました。本堂の中に入りガイドの方からお話を聞いた後、大仏と本堂内の写真をどうぞ撮ってくださいと言われました。ありがたい体験でした。
あらためて飛鳥大仏は6世紀末からこの場明日香村のこの寺の本堂の台に座り続けておられ、時の流れをご覧になってきた。飛鳥時代から現在までの悠久の時を肌で感じた古刹の大仏参拝となりました。
 
寺門です。飛鳥大佛の碑があります。本堂の建物は、1826年再建。

 
飛鳥大仏は中世火災に遭い、作り直されたとされてきましたが、近世調査で多くの部分が建造時のものと分かり国の重要文化財から今後国宝指定の有力候補であるとの事です。飛鳥大仏は創建当時から石造台座の上に安置され台座自体も創建時から動いていないことが調査によって明らかなりました。鞍作鳥(止利仏師)作。609年開眼供養。

 
 
阿弥陀如来像(木造)。大仏の向かって右側にあります。藤原時代のものと伝わります。

 
聖徳太子孝養像(木造)。室町時代製作。大仏の向かって左側にあります。

 
飛鳥寺伽藍の復元図。南北が324メートル・東西の幅は210メートルと伝わります。百済の博士・工人により寺が建造されました。

 
寺からの風景は新羅の古都慶州・百済の古代扶余の地と似ており、大陸風。この景色は寺を建造した百済の博士・工人をはじめ、古代百済や新羅の人々の望郷の念を禁じ得ないと住職謹記にありました。

 
境内から奥70m位に蘇我入鹿の首塚がありました。

 
御朱印です。

以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 奈良県高市郡明日香村飛鳥682
位置 北緯34度28分43.14秒 東経135度49分12.64秒座標: 北緯34度28分43.14秒 東経135度49分12.64秒
山号 鳥形山
宗派 真言宗豊山派
本尊 釈迦如来(飛鳥大仏、重要文化財)
創建年 6世紀末頃
開基 蘇我馬子
正式名 鳥形山 安居院(現在の公称)
別称 法興寺、元興寺(共に旧法号)
札所等 新西国三十三箇所第9番
聖徳太子霊跡第11番
文化財 銅造釈迦如来坐像(重要文化財)
飛鳥寺跡(国の史跡)
 
メモ 208