miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230805福井県吉田郡 永平寺

永平寺です。福井県吉田郡永平寺町にあります。曹洞宗の寺で總持寺と並ぶ日本曹洞宗の大本山です。開山は道元です。1327年につくられた梵鐘や19棟の建築物が国の重要文化財に指定されています。
道元は14歳で比叡山延暦寺(天台宗総本山)に上り、仏門に入った。1217年に建仁寺へ入り、栄西の直弟子である明全に師事し共に1223年に宋に渡りました。「只管打坐(しかんたざ)」の修行を行い4年後日本に帰国。京都で説法をはじめたものの主力の比叡山から激しい迫害にあったと伝わります。信徒の1人であった越前国(福井県)の武将・波多野義重の請いにより越前国に向かい、1244年に傘松峰大佛寺(さんしょうほうだいぶつじ)を建立。これが現在の永平寺で1246に永平寺と名付けられました。永平は「永久の和平」との意味とはじめて知りました。
曹洞宗は禅宗の1つで、専ら坐禅に徹する黙照禅であることを特徴として求道者各自が悟りを開くことを標榜する。日本曹洞宗は、単一宗教宗派としては最大の規模で14,000を超える寺院を有しております。現在も150名を超える修行僧が修行されております。拝観した際にも僧侶が修行されている場面に出会うことが出来ました。ここは禅の里だと強く感じた参拝となりました。
 
永平寺の参道です。

 
永平寺の全景図です。

 
傘松閣の天井絵です。

 
山門です。1749年の建築。階上には釈迦如来像、五百羅漢像などが安置されています。

 
仏殿です。1902年建築。本尊の無量寿の釈迦(阿弥陀如来)の三世仏(過去・現在・未来を表す)や禅宗初祖の達磨像と道元の師である如浄禅師像などが置かれています。

 
僧堂です。1902年の建築。坐禅修行のための建物。座禅・食事・睡眠の場。

 
承陽殿 です。1881年の建築。開山道元の廟で、道元以下第5世までの住職の像が安置されています。

 
法堂です。1843年の建築。聖観音が置かれています。

 
一葉観音です。

 
通用門の前のハスの花。

 
御朱印です。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 福井県吉田郡永平寺町志比5-15
位置 北緯36度3分11秒 東経136度21分20秒座標: 北緯36度3分11秒 東経136度21分20秒
山号 吉祥山
宗派 曹洞宗
寺格 大本山
本尊 釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来
創建年 寛元2年(1244年)
開山 道元
開基 波多野義重
文化財 普勧坐禅儀(国宝)
梵鐘、道元禅師嗣書、山門、中雀門ほか(重要文化財)
 
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