miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230208讃岐国一宮 田村神社

讃岐国一宮の田村神社です。香川県高松市一宮町に鎮座します。創建は709年と伝わります。雨が不足し農業用も含めて水の確保に苦労してきた讃岐国らしくご神体は奥殿の下にある「湧き水の淵」です。神社の案内では厚い板で覆っているものの奥殿内は夏でも涼気が満ちている、そして覗いたものは命を落とすと云われ開かれたことはないと伝えております。
主祭神は田村大神です。倭迹迹日百襲姫命(大物主神の妻・孝霊天皇の皇女)、五十狹芹彦命(吉備津彦・倭迹迹日百襲姫命の弟四道将軍の一人)猿田彦大神、天隠山命(高倉下命)、天五田根命(天村雲命)の5柱の総称とされます。
江戸初期の1679年に神仏習合を廃止、松平家からの社領寄進・家宝奉納等武門・幕府からの崇敬が篤かったと云います。
略記のパンフレットに「田村の大神は水の神。ご神体は龍神なり」と大きくありました。倭迹迹日百襲姫命は吉備津彦命の姉神として、旧吉備国の周辺地域における吉備津彦信仰において女性の守護者ないしは水神として祀られる事が多いとウィキペデイアにありました。田村神社では地域の水神と習合し主祭神として扱われてきたとあります。
水の確保に苦労してきた讃岐は讃岐国二宮大水上神社と合わせ、水神信仰を基盤とした神社が多いと感じた参拝となりました。
 
参道途中の隋神門です。

 
鳥居です。

 
本殿です。 御祭神は倭迹迹日百襲姫命、五十狭芹彦命、猿田彦大神、天隠山命、天五田根命、五柱を総称して田村大神です。ご神体は奥殿深くにある水淵。涸れる事無き水源をもたらす神として信仰されています。奥殿は見ることができませんでした。

 
本殿の扁額です。

 
奥殿は一部しか見ることができませんでした。

 
桃太郎の伝説の像です。犬島、猿王、雉ヶ谷の供を連れた弟吉備津彦命へ瀬戸内海の鬼退治を命ずる倭迹迹日百襲姫命とあります。

 
御朱印です。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 香川県高松市一宮町字宮東286番地
位置 北緯34度17分11.53秒 東経134度1分38.25秒座標: 北緯34度17分11.53秒 東経134度1分38.25秒
主祭神 田村大神
(倭迹迹日百襲姫命、五十狹芹彦命、猿田彦大神、天隠山命、天五田根命の5柱の総称)
社格等 式内社(名神大)
讃岐国一宮
旧国幣中社
別表神社
創建 (伝)和銅2年(709年)
本殿の様式 春日造
別名 一宮神社・定水大明神・田村大明神
札所等 新四国曼荼羅霊場11番
さぬき十五社6番
讃岐七福神(布袋尊)
例祭 5月8日・10月8日
主な神事 御蚊張垂神事(5月8日)
御蚊張揚神事(10月8日)
 
メモ 151