miyajundesu blog

全国一宮、各県有名寺、日本100名島の巡回の日々。自分を見つめるための少し長い旅。楽しみです。

20230617常陸国三宮 吉田神社

常陸国三宮吉田神社です。式内社(名神大社)で茨城県水戸市南部の宮内町にある小高い朝日山に鎮座します。創建年は不明ですが、神社の古文書によると5世紀末と伝わります。主祭神は日本武尊を祀る神社としては関東最古とされます。
日本武尊が蝦夷平定の帰り道に常陸を過ぎた朝日山に留めて、休憩させたととされ、その地に神社が創建された云われます。御休憩の場所は境内見晴台の一角朝日三角山。現在も聖蹟として伝え残されております。境内の朝日三角山から日本武尊が朝日を拝み「この地は良い田が出来るぞ」と言われたことが吉田神社の名前の由来となったと伝わります。地元では「よしださん」という愛称で篤く信仰されています。
8世紀以降の蝦夷征討に際して朝廷からの篤い信仰を得て、それに伴い高い社格を得たと云います。古くからの社務は、奈良時代初期頃に帰属した蝦夷・俘囚の吉美候氏(きみこうじ)が担ったと伝わっております。鹿島神宮同様、蝦夷との深い関係を伺わせる常陸国の神社だと感じた参拝となりました。
 
随神門です。茅の輪くぐりがありました。

 
拝殿です。

 
拝殿の扁額に常陸第三宮とあります。

 
本殿です。神明造で銅板葺でした。

 
拝殿に向かって並列しているのが神楽殿です。

 
境内のしだれ桜です。ご神木です。

 
朝日山三角山です。日本武尊が蝦夷平定の帰り、この朝日三角山に兵を留めて休憩させたと云われる神域・聖蹟。この場所から朝日を拝み、「ここは良い田が出来るぞ」と言ったことが「吉田神社」の由来とされます。

 
御朱印です。

 
以下ウィキペデイアより抜粋
 
所在地 茨城県水戸市宮内町3193-2
位置 北緯36度21分42秒 東経140度28分55秒座標: 北緯36度21分42秒 東経140度28分55秒
主祭神 日本武尊
社格等 式内社(名神大)
常陸国三宮
旧県社
創建 不詳
本殿の様式 神明造
例祭 10月13日(秋季例大祭)
 
メモ